本田圭佑、日本のサッカー界を熱く鼓舞 「どう変わるかが問われてる」
W杯後を見据え、日本のサッカー界に向けてメッセージを送った本田圭佑。ファンからは「考えさせられる」の声が。
サッカー元日本代表の本田圭佑が29日、公式ツイッターを更新。開催中のW杯で1次リーグ突破を目指す日本代表と、日本のサッカー界に向けて熱いメッセージを送り、反響を呼んでいる。
■周りの国も成長
日本は23日に行われた1次リーグE組のドイツ戦を2−1で逆転勝利し、歴史的な金星を挙げた一方、27日のコスタリカ戦は0−1で敗れた。1次リーグを突破するためには、12月2日のスペイン戦の結果が重要となる。
本田はコスタリカ戦翌日の28日夜、「日本のサッカーは成長してるとは思う。でも周りの国も成長してるってことも忘れたらあかん」と投稿。「日本が世界トップを目指すなら日本にもビッグクラブが必要」ともツイートしていた。
■「維持は衰退を意味する」
きょう29日には、「結果は1つの解でしかない。もう同じ状況は二度と来ない。結果が出ようが出なかろうが、次の結果を出すためには進化し続けないといけない。つまり変わり続けないといけない。維持は衰退を意味する」と鼓舞。「日本サッカーはW杯後からどう変わるかが問われてる。日本社会も同じ」と、W杯の先の未来を見据える。
さらに、「既得権益はなくならない。既存の権力者がいなくなっても、新しい権力者が出てくるだけ」と指摘。「問題は本当に優秀な人に権力者(リーダー)になってもらわないといけない。相応しくない権力者たちには申し訳ないけど、退場してもらうか違う役回りを担ってもらうしかない」とつづっている。
■“本田監督”を期待する声も
一連の投稿に、ファンからも「維持=衰退 考えさせられる言葉です」「これはすべてにおいて言えますね。常に向上心を!」「企業も同じ。右肩上がりの時代をいつまでも引きずる管理職のオジサンたちに伝えたい言葉」と共感が寄せられた。
また、「次の代表監督にお願いします」「次期監督には本田圭佑さんが適任です」「本田さんなら変えてくれそう」と期待する声もあがっている。