鳥羽周作シェフが作る「最高のペペロンチーノ」が感動的なウマさ これは激ハマり…
鳥羽周作シェフがフライパンひとつで作る「ペペロンチーノ」が絶品。この味はクセになる…。
フライパン1つで完結する「ワンパンパスタ」。味に一体感が出ておいしい、洗い物が少なくて便利といった声あがるなど、最近注目されているジャンルだ。
レストラン「sio」の鳥羽周作シェフも、YouTubeチャンネル『鳥羽周作のシズるチャンネル』にワンパンシリーズをいくつも投稿しており、かなり力を入れているよう。今回は「最高のペペロンチーノ」を実際に作ってみた。
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■チーズを使った「ペペロンチーズ」
材料は1人前で、パスタ(1.4mm) 100g、スライスしたニンニク3片、オリーブオイル大さじ1.5、水350cc、顆粒コンソメ4g(今回は固形を削って使用)、輪切り唐辛子(今回は通常のものを使用)、イタリアンパセリ適量、ピュアオリーブオイル15g、粉チーズ(パルミジャーノ)2g、エクストラヴァージンオイル10g。
チーズはスーパーなどで売られている粉チーズ、イタリアンパセリは乾燥パセリでも良いとのことだが、「最高を目指す」ならこだわったほうが良いとのこと。そのため今回はパルミジャーノ、イタリアンパセリを使用した。
フライパンでスライスしたニンニクを加熱し、ふつふつと泡立ってきたら弱火に。ニンニクはキツネ色が理想と言われているが、「理想の色の少し手前」になったら半分は取り出しておいて後乗せで使う。
フライパンに水とコンソメと軽く塩を加えて沸騰させ、パスタと輪切り唐辛子を投入。お湯はふつふつと沸いた状態をキープしながら5分ほど茹でていく。鳥羽シェフによれば、水はやや少なめが良くて、後から足していくくらいがちょうどいいとのこと。多すぎると水を飛ばすために時間がかかるため、食感の要であるアルデンテが消えてしまうからだ。なお、2人前の場合は水を1.5倍にすれば良いとのこと。
■チーズとパセリで仕上げ
パスタが茹で上がったら火を止め、チーズとイタリアンパセリとオリーブオイルを入れてフライパンを煽る。
ペペロンチーノの話題で必ず出てくるのが乳化問題だが、フライパンひとつで作ることによって茹で汁がトロリとしているため、初心者でも簡単に乳化させることができる。
あとは皿に盛り付け、仕上げのイタリアンパセリ、最初に取り出しておいたニンニクチップ、さらに仕上げのオリーブオイルをかけたら…
■旨味が最高すぎるペペロンチーノ
ワンパンでできるアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ改め「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ・エ・パルミジャーノ・レッジャーノ」の完成。鳥羽シェフは「ペペロンチーズ」と呼んでいるという。
コンソメとチーズの旨味、新鮮なイタリアンパセリの香り、そしてニンニクのおいしさ。とろっとした汁とパスタの絡みも絶妙で、普段の作り方よりも旨味が凝縮されていてかなりクオリティが高い。鳥羽シェフは「正直、超絶うまい」と絶賛していたが、食べてみてその味に納得だ。
動画のコメント欄には「やばい めちゃくちゃ美味しい」「明日ドヤ顔で友人に紹介しようと思います!」との声が。「ワンパンパスタ=手軽だが味は落ちる」と思っている人がいたら、ぜひ一度作ってみてほしい。
■その他のワンパンパスタも激ウマ
同じく鳥羽シェフのワンパンシリーズでは「絶品きのこクリームパスタ」もおすすめ。記者が鳥羽シェフのワンパンシリーズにハマったきっかけで、あまりのおいしさに何度も作ったパスタだ。コンソメときのこの旨味、パスタのアルデンテ具合、塩加減、クリームのもったり感が絶妙でリピートしたくなるぞ。
■鳥羽シェフが作る「最高のペペロンチーノ」
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)