勝村政信、W杯日本代表への批判に呼びかけ 「大事なのは批判ではなく…」
日本代表がコスタリカに敗れたことに落ち込んだものの、前向きな意見をつづった勝村政信。ファンからも共感の声が。
俳優・勝村政信が28日、自身のツイッターを更新。サッカーW杯で日本代表がコスタリカに敗れたことについて意見をつづった。
■敗戦に「胃が痛い」も…
大のサッカーファンで、テレビ東京系サッカー番組『FOOT×BRAIN』のMCを務める勝村。23日に行われた日本とドイツの試合をカタールで現地観戦して日本に帰国し、27日のコスタリカ戦をテレビ観戦。その後のスペインとドイツの対戦にも注目していた。
試合から一夜明けたこの日、「胃が痛い。いろいろなことを考えてる」と落ち込んだものの、「でも、こんなに楽しかったり、苦しかったり、腹が立ったりできるのは、日本がワールドカップの傍観者ではなく、当事者になってるからなんだよね。スペインとドイツの勝敗を国中が、眼だけでなく、肌で、全身で観戦すこの素晴らしさ。日本はそんな国になれた(原文ママ)」とつづる。
■「苦味がなければならない」
続けて、「深呼吸しましょう! 緊張ばかりではいいパフォーマンスはできません。ゆっくり温かいお茶でも入れて、散歩して、こんな寒さでもきれいに咲いている花があったりします。誰がいいとか、誰が悪いとか、予想が当たったとか、はずれたとか、一喜一憂するのも、少し忘れて、リラックス。リラックス」と呼びかけ、花や果物の写真などを投稿した。
さらに、「批判はとても簡単な作業です。大事なのは批判ではなく、批評です。演劇でも8割褒められている舞台は、危険だと思わなければいけません。演劇にも種類はありますが、人間の営みは気持ちの良いものだけではありません。ときに、苦味がなければならないのです。6割から7割弱の評価がよろしいかと」と演劇論を絡めて語った。
とはいえ、気持ちの切り替えには少し時間がかかったようで、「何回か清志郎さんの上を向いて歩こうを聴いて、大復活! って、復活してなかったのかい!」と自分にツッコミを入れている。
■ファンからも共感の声
勝村の投稿に、ファンからも「初出場を喜んだあの頃と違い、世界と本気で戦える位置にあるということですよね!」「サッカーは人生の縮図ですね。うまくいくことだけではありませんね。本当に難しいです」「同感です。あと、まだ1戦ある。応援しましょう」と共感の声が寄せられている。