嫌われるより好かれたいから… 約8割が「優しい人」と思われたい相手に納得
人からどう思われるのかを、必要以上に気にしてしまうこともあるかもしれない。
できることならば、周囲の人からはいい評価を得たいと思っている人も多いだろう。「優しい人」と思われるために、必要以上に人に気を使っている人もいるかもしれない。
■約8割「人から優しいと思われたい」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で77.8%が「他人から『優しい人』だと思われたい」と回答した。
男女別でみると、男性は77.5%、女性は78.2%となっていた。
■部下にも気を使って…
職場で優しく接しているという40代男性は、「周囲に対してなぜか攻撃的な人がいますが、そのようなタイプは当然ながら孤立してしまっています。それではお互いに幸せにはなれないので、私は部下に対しても気を使うようにしているんです」と話す。
ときには厳しくなるときもあるが、「もちろん優しさと甘やかせることは違うので、なにかあれば厳しく言うときもあります。ただ無意味に上から目線を話すのは、まったく意味がないと思うんです」とも自分の意見を述べた。
■「都合のいい人」なだけ
優しいと思われなくてもいいと考える20代男性は、「人の顔色をうかがってばかりいても、疲れると思うんです。『優しい人』の定義なんて、その人にとって『都合のいい人』なだけかもしれません。そんな勝手なイメージに、合わせる必要はない気がします」と語る。
横柄な態度を取るわけではなく、「優しく思われたいとは考えていませんが、もちろん相手に対する配慮とかは忘れないよう心がけてはいます。その上でどう評価するかは、相手次第だと思うので…」と続けた。
■歳を重ねて気持ちに変化
人の目を気にしすぎて疲れてしまったという40代女性は、「若い頃は周囲からどう思われるかばかり気にして、本来の自分をまったく出せないでいました。そんな性格なので、メンタルがやられることも多くありました」と当時を振り返る。
しかし年齢を重ねるにつれて深く考えなくなったようで、「歳を重ねるにつれて、あまり物事を深く考えなくなりました。周囲からの評価も、今はそこまで気になっていません」と気持ちの変化を語った。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名