スマホに表示されたエラー画面、何かがおかしい… 「想定外の3文字」にツッコミ相次ぐ
フリマアプリで購入者にメッセージを送ろうとしたら…。アプリの「禁止ワード判定」が、あまりに厳しすぎると話題になっている。
ひと昔前はテレビなどでも日常的に使用されていたワードが、突如聞き馴染みのない言葉に差し替えられ、戸惑いを覚えた経験はないだろうか。
こうした規制は「言葉狩り」と揶揄されるケースもあり、現在ツイッター上では、とあるフリマアプリが見せた「想定外の言葉狩り」が話題となっているのだ。
■フリマアプリにかけられた冤罪
今回注目したいのは、ツイッターユーザーのオカアヤンさんが投稿した1件のツイート。
こちらの投稿にはフリマアプリのスクリーンショット画像が添えられ、本文には「身に覚えのないことを言われた…」と、戸惑いの1文が綴られている。
果たしてどのような事態なのか…と、スクショ画像に目をやると、そこには「不適切なワードのため使用できません」というエラー通知と共に、どう見ても「冤罪」としか思えない禁止ワード3文字が表示されていたのだ。
■「キッチン・コンロ」ならセーフ?
今回、オカアヤンさんは「キッチン」と「コンロ」が一体化した商品に関するメッセージを送ったのだが、これら2つを繋げて表記した際、アプリ側が連結部分の3文字を「センシティブなワード」と受け取り、エラーが表示されてしまった模様。
こちらの「ガバガバすぎる禁止判定」は多くのツイッターユーザーに衝撃を与えており、投稿から数日で1万7,000件以上ものRTを記録する事態に。
他のツイッターユーザーからは「キッチン・コンロに変えなきゃ駄目なのか…」「不覚にも声出して笑った」「このアプリ、思春期だろ」などなど、反響やツッコミの声が多数寄せられていた。
■この悲劇をどう乗り越えれば…
「ケダマヤ商店」を営むツイート投稿主・オカアヤンさんは、同店にてハンドメイド資材や昭和レトロ雑貨を取り扱っているほか、8歳になる娘(ぬいぐるみ職人)と、ぬいぐるみブランド「suunuus」を立ち上げており、そうした背景もあって日頃からフリマアプリを活用している模様。
今回の「冤罪エラー」の経緯について、オカアヤンさんは「お客様が昭和玩具の『ブリキでできたキッチンのコンロ』と、ゼンマイ仕掛けのパンダちゃんの同梱をご希望になられたので、メッセージを送っておりました」と、振り返る。
その際に「ブリキでできたキッチンのコンロ」では長いので商品名を省略したところ、前出のエラーが表示されてしまったワケで、当時の心境については「いわれのない罪で叱られてしまいました」とのコメントを寄せているのがじつに微笑ましい。
なお、焦ったオカアヤンさんは「キッチン ブリキのコンロ」と、両ワードの間にスペースを挟み、念には念をと「ブリキ」というワードをぶち込むことでエラーを突破し、無事にメッセージが送信できたそうだ。
こうした現象はアプリだけに限らず様々な場所で散見されるため、謎のエラー表示が出現した際はいったん大人の心を捨て、思春期の男子の心境になってみると、問題箇所を早期特定できるかもしれない。