池江璃花子選手「長い目で待っててください」 ファンから応援の声相次ぐ
「いつか大きな花を咲かせられるように」と誓った池江璃花子選手。努力を続ける姿に、逆に励まされるファンも。
競泳女子の池江璃花子選手が25日、公式ツイッターを更新。今後の競技について「長い目で待っててください」と呼びかけ、ファンからのコメントが相次いでいる。
■年内はトレーニングを優先
池江選手は2019年2月に白血病と診断され、競技会への出場を取りやめて療養に専念。一時は東京五輪への出場も断念したが、2020年に競技に復帰。昨年の東京五輪で400メートルリレーに出場した。
今年9月には、栃木国体に東京都代表として出場し、リレー競技で優勝。しかし、10月の日本短水路選手権の出場を取りやめ、年内はトレーニングを優先して競技会には出場しない方針であることを公表していた。
■「いつか大きな花を」
池江選手はこの日、「つまずいても、つまずいてても、諦めたくない。だけど、人一倍、時間はかかってしまう」と書き出す。
2024年のパリ五輪に向け、次第に戦いが本格化していく中で「どんなに遠回りをしても、必ず戻っていつか大きな花を咲かせられるようにゆっくり進むので、長い目で待っててください」とファンに向けて呼びかけている。
■「一歩ずつ」と応援の声
この投稿に、ファンからは「時間がかかっても良いんですよ。努力は必ず実ります! 必ず近い将来、大輪の花を咲かせる日が来るでしょう」「我々の応援が力になると信じています」「一歩ずつ一歩ずつ、しっかり前を見つめて、突き進んでください!」と声援が相次いだ。
また、努力を続ける池江選手の姿に「頑張っている姿を見せてくれてるだけで奮い立ち、勇気が湧きます」「私も、前向きに頑張ろう。ありがとう」「私も今壁にぶち当たってます。でも必ずや明るい日差しを浴びられるようにゆっくり歩みます。ありがとう璃花子さん」と、逆に励まされる人も見受けられた。