50歳男性が喫煙しながらフルマラソン完走 疑問や批判の声が続々

ゴールまでに吸ったタバコは、なんと40本以上だった。

タバコ

中年男性が、フルマラソンに挑戦。タバコをスパスパ吸いながらも安定した走りでゴールしたことを、『The Daily Star』『TMZ』など海外メディアが伝えた。


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■マラソンが得意な男性

仲間たちから「アンクル・チェン」と呼ばれ親しまれている中国人男性は、現在50歳。マラソンはとても得意で、2018年と2019年にもフルマラソンに挑戦して完走したことがあった。

加齢をものともせず、挑戦するごとに少しずつタイムが良くなるこの男性。6日にも建徳市で開催された大会に参加し、素晴らしい走りを見せた。

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■走りながらタバコを…

この男性は、なんとタバコを吸いながらフルマラソンを完走。ゴールするまでに吸った本数は計42本で、タイムは「3時間28分45秒だった」と報じられた。

参加者は約1,500人だったが、男性は574位でゴール。年齢、そして喫煙しながらのマラソンであったことを考慮すると、なかなかの健闘ぶりだ。過去にもタバコを吸いながら走ったという愛煙家だが、今のところ体力・気力も十分あるようだ。


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■他のランナーを心配する声も噴出

確かに走りは立派なだったが、多くのランナーが参加していたこともあって、男性の“ながらマラソン”を批判する声は少なくはなかった。

SNSには、「この人の後ろを走ったら、嫌でも受動喫煙してしまう」「ドーピング違反には該当しないのか」という意見・疑問も多数書き込まれている。

なお厚生労働省のページを確認すると、受動喫煙による肺がんや虚血性心疾患、また脳卒中などのリスクに関する情報をチェックすることができる。


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■「ぜひ禁煙を」という人も

タバコを吸いながら完走した中年男性について報道されるなり、「真剣なランナーは喫煙しながら走ったりしない」という厳しい声も噴出。「これからも走るなら禁煙してほしい」という声も少なくなかった。

喫煙は、がん・狭心症・心筋梗塞・脳卒中・循環器疾患・慢性閉塞性肺疾患などの原因になる。今後も長くマラソンを続けていくため、また一緒に走るランナーに受動喫煙させないため、男性も思い切って禁煙に挑戦するべきなのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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