見取り図、『M−1』敗退を笑顔で報告 15年間「ありがとうございました」
17日に『M−1グランプリ』準決勝進出者が発表された。敗れた見取り図が心境を吐露して…。
19日、ブレーク中のお笑いコンビ・見取り図のYouTubeチャンネル『見取り図ディスカバリーチャンネル』が更新。準々決勝で敗退した漫才の祭典『M−1グランプリ2022』について本音を明かし、大きな反響が起きている。
■敗退後の動画
過去最多の7,261組がエントリーした今大会で、ラストイヤーだった見取り図は準々決勝で敗退。この日は『【M−1グランプリ】終わりました。15年間ありがとうございました【見取り図】』と題した動画を公開した。
盛山晋太郎は「準々決勝、敗退しましたー」とわざとらしい泣き顔で報告したあと、「いやぁ、負けましたね」と笑顔をこぼす。リリーも笑いながら「完全に負けました」と認め、2人で「華麗に散りました」「僕ららしいM−1でしたよ、ホントに」と感想を述べていく。
■噛みまくった準々決勝
準々決勝では「4分のあいだに人間ができるギネス記録噛んだ。人間の限界まで噛んだ」と噛みまくったと反省。しかし、それだけが敗退の原因ではないと2人は主張し、全体のレベルが高かったと解説する。
盛山は「ホンマに年々レベルが上っている」と分析し、「俺らなんで(これまでに)3回決勝行けたん? 夢? あれ」と吐露。リリーも「いいときやったんちゃう。いい時代を体験したよ、いまからたぶんもっともっと競技になる」と追従し、同大会のレベル・価値がますます高まると推測した。
■心配するファンも…
「でも、らしくていいんじゃないですか」と盛山が口にすると、リリーも「ここで終わったよ、俺らのM−1」と言及する。
盛山は続けて「もうやりきったよ」と笑顔をこぼしながら『M−1』に注力してきた15年を振り返り、「なんか清々しいよな」と現在の心境を吐露。リリーも「(芸人になってから)はじめて違う目標に向かえる」と新たな道を進めると前を向く。
2人で「出て良かったな」「最後の1年、出んほうが一生後悔しててんちゃう?」「シーズン2行く感じ」と熱弁。ファンなどから心配する声もあるようだが、「全然大丈夫」「マジで元気いっぱいです」と答えた。
■漫才は一生やっていく
「漫才は一生やっていくし、これはホンマに変わらない」「劇場にお越しください、僕らはいるんで、常に劇場にね」「次のステージの漫才を見てほしいね」とこれからも漫才道に邁進していくと語った見取り図。
「感謝やね、ありがとうございました」「こんなに熱くさせてもらって15年間」と晴れやかな表情で『M−1』への感謝を述べて動画を締めくくった。
視聴者からは「本人たちにとって売れるのとはまた違った価値だろうに、悔しい中でもこの動画があることに重みと誇りを感じる」「清々しく笑ってるの安心したし、それ以上にカッコよすぎるな」といった好意的な意見が殺到している。