オカルト愛好家にも知られる事故物件が競売に 「ちょっと無理」の声が続々
怖い過去を知ってもなお「ぜひ買いたい」と望む人はいるのか…。
夫の浮気が原因で起こった残忍な殺人事件、そして妻の自殺も…。短いあいだに悲劇が起こったとされる家が競売にかけられることを、『The Daily Star』など海外メディアが伝えている。
■不倫が原因で悲惨な事件に
マレーシアで暮らしていた女には、深い悩みがあった。大事な夫がよその女にのめり込み、そちらとの関係をなかなか解消しようとしなかったのだ。
女は夫ではなく愛人を恨み、強い殺意を抱くように。ついには本人を見つけ出し、殺害して斬首。愛人の首だけを自宅に持ち帰るという凄惨な犯行に及んだという。
■罪悪感に苦しんだ妻
憎い愛人を殺したものの、女は罪悪感に苛まれ耐えきれなくなった。そのせいで生きる気力を失い、自宅で首をつって自殺してしまったという。
夫もその後に亡くなったが、死因については「妻に刺し殺された」「事業に失敗し自殺した」「妻の凶行を知って自ら命を絶った」「心臓発作を起こして死んだ」など、さまざまな噂が飛び交っている。
これらを知った多くの人が夫妻の家を恐れ、オカルトスポットとして注目するようになった。
■外観はボロボロに…
2000年代の初め頃から空き家になっているこの家だが、広さは申し分なく、かつては外装も美しい邸宅だった。しかし今ではずいぶん古く、手入れをしてこなかったせいで外壁塗料も一部剥がれたままだ。
その様子を複数メディアが紹介し「呪われている」などと伝えたため、この家は国内外の多くの人に知られる物件になった。
■ついに競売に
悲しい過去があるこの家が、12月にも競売にかけられる。SNSでも告知されたが「やっぱり出そう」「“ルームメイト”つきなのではないか」「値段が安ければ買う人はいるのでは」「誰かが購入してハロウィンカフェにしてほしい」など、さまざまなコメントがネットに書き込まれている。
いわゆる事故物件については、デメリットばかりではない。通常の価格より安く購入できる可能性はあるというが、それでも実際に買う決断をする勇気はなかなか出ないかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)