5年間入りっぱなしの耳栓除去で聴覚を取り戻した男性 「すべての音がはっきり」
5年間耳の不調を訴えていた男性、内視鏡検査キットで耳の中を検査したところ…?
このままでは耳が聞こえなくなるのではないか、という不安に怯えていた男性。その耳の中から、5年間入ったままになっていた耳栓が発見され、取り除かれたというニュースを『BBC』『New York Post』などの海外メディアが報じている。
■聴力が低下し続ける
イギリス・ドーセット州ウェーマス出身のウォレス・リーさんは、騒音の多い航空業界で長年働いていたことや、ラグビーで負傷したことが原因で、聴覚障害を抱えていた。
徐々に聴力が低下し、このままでは耳が完全に聴こえなくなると思ったリーさんはある日、家庭用の内視鏡検査キットを購入。耳の中に小さな白い物体が写り込んだため、医師の診察を受けることを決めたという。
■耳の中で固まった耳栓
白い物体に気づいた後、彼は異物を除去するために外科的な手術を受けたが、担当した医師は「まったくもって驚きました」と語る。
リーさんの耳の中にあったのは、白いイヤープラグ(耳栓)の一部だった。長年の間に溜まった耳垢と完全に接着されており、吸引器で吸い出すこともできなかったという。
■まるで違う聴こえ方に
結局、小さなピンセットで耳栓を掴み、力をこめて引っ張ったところ、耳栓は勢いよく飛び出したという。
リーさんはその時のことを「その瞬間から部屋のすべての音がはっきりと聞こえるになり、頭の中にかかっていたもやのようなものも晴れたのです」と語っている。
リーさんの妻は、彼が聴力を失うことを心配し続けていた。長年の間、彼の耳に詰まっていた異物を取り除けたことで、「とてもホッとしている」と述べた。
■旅行中に使った耳栓が…
異物が入り込んだ原因についてリーさんは、おそらく飛行機旅行中に耳の中に入り込んだのではないかと考えている。
「5年前に家族と旅行した時、さまざまなアタッチメントがつけられる耳栓を使いました。その部品の一つが、耳の中に入り込んでそのままになっていたのでしょう」とのことだ。
またリーさんは、専門家の助けなしには、決して耳から異物を取り除こうとしないよう人々に呼びかけているという。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)