金子恵美、支持率過去最低の岸田文雄内閣を独自分析 「末期では…」
支持率が30%台に入った岸田内閣に、金子恵美が持論を展開。
■岸田内閣の支持率が過去最低に
朝日新聞の世論調査で、岸田内閣の支持率が37%と過去最低水準となった話題を取り上げたこの日の放送。
番組によると山際大志郎前経済財政担当相や、死刑執行の発言をめぐり事実上更迭された葉梨康弘前法務相に加え、寺田稔総務相にも領収書偽造疑惑などの政治資金問題が発覚。今後、岸田首相の求心力低下が避けられない状況にあるのだと紹介された。
■金子が持論を展開
金子は岸田内閣の現状について「葉梨さんに関しては正直、岸田さんとしてみれば、支持率が下がってきてるなかで、経済対策を打ってみたり、旧統一教会の新法を年内の国会で提出するっていう方針を出して」と話す。
続けて「いろいろと手を打って。その矢先にまた葉梨さんのことで。支持率が上がるとは思えないようなことがまた起きてしまったので、非常に苦しい状況にある」と分析する。
そして「ただ37%、発足から過去最低ということですけれども、一桁だった時代もね。森さんなんか、一桁もあったり。3割を切ったら危険水域って言われてるなかで、まだ末期状態ではないと思う。ただ厳しい状況は変わらないというところだと思う」と持論を展開した。
■寺田総務相に持論
さらに政治資金問題が浮上している寺田総務相に「寺田総務大臣は非常に実直というか、真面目な方で政策にも明るい方なんですけども」と金子。
続けて「事務所問題で足元をすくわれるっていうのは、枚挙にいとまがないという感じがありますよね。事務所の体制とか、お金の管理っていうのはしっかりやらないと。どんな政策に明るくて政治的には評価が高くても、そこが厳しいってなると」とコメントした。
■辞任ドミノの可能性も
寺田総務相の今後については「とくに総務大臣は政治資金規正法の所管大臣だっていうことを考えると、なかなか私は厳しいかなと」と持論を展開。
続けて「国会での審議追及が審議が止まりそうなことが起きたら、辞任ドミノっていうのは、避けたいとしても十分可能性があるかなっていうふうに思ってますね」と分析していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)