人生で大切だと言われるあの存在 約7割は「いない」と思っていることが判明
交友関係が広いほうが、評価される傾向にあるけれど…。
仲のいい友達がいれば、いざというときに力のなってくれることもあるだろう。しかし本当の友達を見つけるのは、なかなか難しいことなのかもしれない。
■約7割「友達がいないほうだ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,574名を対象に「人間関係」に関する意識調査を実施したところ、全体で69.3%の人が「自分には友達がいないほうだと思う」と回答した。
男女別では、男性が60.9%、女性が78.4%となっていた。
■友達の結婚からいなくなり
友達がいないという30代女性は、「昔から人見知りな性格なので、友達は少ないほうでした。その分、親しい人たちを大切にしていけばいいと思っていたんです。しかし数少ない友達が結婚して子供ができると、なかなか会う機会がなくなってしまって…」と自分の状況を語る。
少し寂しさを感じているようで、「頻繁にやり取りするような仲の人はいなくなったので、『友達がまったくいない』と言っても過言ではないと思います。一人でいるのも好きなのですが、たまに寂しさを感じてしまうのも事実ですね」と続けた。
■トラブルもあるけれど…
昔は友達がいなかったという20代男性は、「高校時代に友達がいなくて、たくさんつらい思いをしました。しかし今はその反動からか、かなり交友関係が広がっていて…。ただいろんな人と関わりを持つのは楽しいのですが、ときには面倒なこともありますね」と話す。
一人でいたいと考えることもあるが、「友達同士のトラブルに巻き込まれるなどの経験をする度に、『一人のほうが楽かも』と考えることもあります。人が集まるほどに、考え方の違いなどでぶつかるので…。ただ高校時代の寂しい時間を思い出すと、『あの頃には戻りたくない』とも思うんです」と思いを述べた。
■楽だけど寂しい
孤独な気持ちをSNSにぶつける人もおり、「孤独だな。友達いないし、相談できないし、しんどい」や「友達いないって、色んな意味でつらいわ」などのツイートがあった。
さらには、「現実でもネットでも友達いないけど、正直楽。楽だけどふと寂しくて悲しくなる、ないものねだり」と複雑な感情を抱いている人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
対象:10代~60代男女1,000名