小芝風花、初主演した『魔女の宅急便』での苦悩を語る 母の言葉に救われ…
映画『魔女の宅急便』で主演した小芝風花が、思い出の地・小豆島で当時を振り返り…。
11日放送『アナザースカイ』(日本テレビ系)に人気女優・小芝風花が登場。25歳となった彼女が「16歳のころ主演を務めた作品」での苦労・苦悩を明かした。
■初主演作のロケ地
ゲストが自身の憧れの地や第2の故郷を訪れ、これまでの人生を興味深く掘り下げていく同番組。今回は小芝がゲスト出演し、16歳で挑んだ2014年公開の初主演映画『魔女の宅急便』の撮影で訪れた香川県・小豆島に足を運んだ。
『魔女の宅急便』は小芝にとって「スゴく思い入れのある作品」で、撮影で1ヶ月間滞在した小豆島は、女優としての原点とも言える大切な場所。当時の思い出話に花を咲かせながら、小豆島を巡って行く。
■厳しい環境に身を置く
13歳の魔女・キキが独り立ちするために知らない街で修行する姿を描いた同作。16歳の小芝も同様の環境を経験するために「1ヶ月間、母とか家族と一切電話とかメールもしない環境に身を置こうと思って」と家族と離れて小豆島での撮影に挑んだと回顧する。
「スゴい有名な作品で、『キキのイメージじゃない』とか、そう思われてるんだろうなとかって自分のなかでスゴいプレッシャーがあって」とスタジオジブリでアニメ映画化された人気作品の実写化へのプレッシャーに押しつぶされそうになったと振り返った。
■プレッシャーで体調も悪化
体調にまで影響するほどのプレッシャーを感じ続けていた小芝は、「1ヶ月の終わりぐらいに限界が来ちゃって」と吐露。「いままでなにかイヤなことがあったりとか、うまくいかなかったりとか、全部母にすぐ相談してて、その愚痴とかを吐ける相手がいなくて」とストレスを抱えていたと語る。
そこから「キキも手紙は書くのでは」と思いつき、便箋を購入して母と妹に手紙を書いた小芝。
母・妹から返信の手紙が届き、母の手紙に書かれていた「あなたの1番の仕事はいい作品を作ることだから、そんなにプレッシャーにブワァってなるんだったら、こっそりみんなにバレないように会いに行ってあげるから」との言葉に支えられ、撮影を乗り越えたと笑顔をこぼした。
■母の言葉に救われ…
大きなプレッシャーのなかで大役を全うした小芝。「オーディションであんたが『絶対私を選んでください』って言うたんか? 違うやろ、選んだんは周りの大人やから気にすんな」との母の言葉に救われたと明かした。
当時の貴重なエピソードに、視聴者は「改めて『魔女の宅急便』観ておいて良かった。そして何よりも…小芝風花さんに出会えて良かった!」「天真爛漫な感じとか、これまでの苦悩とかが見れた、やっぱり小芝風花ってすごいな」といった感想を寄せている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)