娘の友達がビーガンと知りつつ「肉料理を食べさせた」 ある母親の行動に賛否両論
女の子からは「お願い、おかわりをください」という要求も…。
完全菜食主義の親に育てられた女の子に、たっぷり肉を使った料理をふるまった女性。その投稿と人々の反応に、『The Sun』など海外メディアが注目している。
■娘の友達はビーガン
海外在住の女性の娘には仲の良い友達(12)がいるが、女性はその女の子を見るたびに気の毒に思っていた。体は他の友達より小さく、顔色は悪く青ざめているからだ。
事情を聞いたところ、女の子の両親はビーガンで、女の子も完全菜食主義者として育てられてきたのだという。
■栄養満点の料理を作った女性
女の子の健康状態が気になった女性は、遊びに来るたびにボリュームたっぷりの肉料理を用意するように。チーズバーガー、ステーキ、牛乳などを出したこともあったが、女の子は嬉しそうに食べておかわりもしたという。
おやつとしてジャーキーを与え、朝はスクランブルエッグとベーコン、そしてやはり牛乳をテーブルへ。女の子はそれらをぺろりと平らげ、顔色もずいぶん良くなった。
この経験を女性が掲示板『Reddit』に書き込んだところ、ユーザーの意見は主にふたつに割れた。
■「絶対にアウト」という批判
投稿を読んだユーザーの一部は、「あなたはその子の医師ではない」「勝手に(肉を食わせても大丈夫だと)決めるのは良くない」「まずは保護者に声をかけて話を聞くべきだった」というコメントを書き込んだ。
また「投稿者は最低だと思う」「もしこんなママ友がいたら、その家庭にウチの子は絶対に行かせない」というかなり厳しい声もある。よその家に泊まりに行けば、その家庭のご飯やオヤツを食べることになるだろう。その点を女の子の両親が考えていたのかは、定かではない。
■非はないという意見も
一方で「投稿者は悪くない」という声もある。あるユーザーは、「12歳なら何を食べるかは自分で決めていいと思う」「ビーガン食を続けるかどうかも本人が決めるべき」とコメントした。
さらには「無理やり肉を食べさせた事実はない」「両親に知らせずに食生活を変えるのは良くない」という中立的な意見もあった。
ビーガン食については、「子供には良くない」「大丈夫、問題はない」という両方の説がある。ビーガン育児に興味があるという保護者もいるが、まずは栄養についてしっかり学ぶ必要がある。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)