ホスピス看護師が患者の片足を無断で切断 動機は「展示したかった」か
残された時間を穏やかに過ごすはずが、とんでもない目に…。
患者が残りの日々を過ごすべく入院したホスピスで、看護師が医師の許可もなくとんでもない行動に及んでしまった。その経緯と衝撃的な動機について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■凍傷を負っていた患者
2022年3月のこと、両方の足に凍傷を負った高齢の男性が、アメリカ・ウィスコンシン州のホスピスに入院した。
その日から男性患者のケアを任された看護師は、メアリー・K・ブラウン容疑者(38)。だが患者の状態は徐々に悪化したことから、容疑者も長期の延命は困難だと考えていたようだ。
■「死にかけている」と判断
医療の専門家たちも、5月下旬には「この患者は死が近い」と判断。同月27日にはブラウン容疑者が患者の右足を確認し、切断手術を施した。
このとき足はすでに壊死しており状態は極めて悪かったが、患者側は切断を望んではいなかったという。そのため、担当医が「切断しなさい」といった指示・許可を容疑者に出した事実もなかった。