「予想を裏切られた」と書いてあるウーバーイーツの海鮮丼 頼むと「想定外の結末」が…
ウーバーイーツで海鮮丼を注文。予想していなかった結末が待ち受けていたのだった…。
■豪華すぎる海鮮丼
コロナ禍で日本にも広く浸透したフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと見事な料理の写真がたくさん並んでいて、どれを食べようか迷ってしまう。様々なお店の写真を眺めていると、一軒の海鮮居酒屋が目に止まった。
お店の名前は「えん屋 中野店」。まぐろやサーモンなどが乗った「海鮮丼」やたっぷりのいくらが目にも鮮やかな「いくら丼」など、豪華なメニュー写真が並んでいる。しかも、ほとんどのメニューが1,500円前後。
この値段・クオリティーの海鮮丼が出前で食べられるのはすごいぞ…。
■気になる口コミを発見
お店の評価も5段階中3.7と中々。ただ、記者がこれまで出前で食べた海鮮丼は、明らかに写真よりネタが見劣りするものや「こんな高いのにこれしか入ってないの?」とガッカリしてしまうものが多かった。
件の居酒屋の口コミを見ると、「予想を裏切られた」というひと言を発見。「想像していたものより美味しかった」のか「マズかった」のか──。
これは自分の目で確かめる必要がある。最初にメニューを見て惹かれた「海鮮丼」(1,290円)と「こぼれ巻き寿司」(1,490円)を注文した。
待つこと20分、蓋を開けて衝撃を受けるのだった…。
■写真と全然変わらない…
「海鮮丼」はご飯の上に、まぐろ・サーモン・あじ・ねぎとろ・海老など盛りだくさん。しかも、刺し身一枚一枚かなり大きい。
見た目に圧倒されつつ、まずはまぐろから食べる。まぐろの旨味が凝縮され、筋もなく美味しい。
サーモンやあじもしっかり脂が乗っていて堪らない。何より海老に驚かされた。
こんなにデカい海老は寿司店でも中々食べられないのではないか。味も濃厚で自然な甘みがある。どのネタも新鮮で変な臭みもなく、非常にクオリティーが高い。
■”雪崩”が起きるボリューム
続いて「こぼれ寿司」をいただく。こちらは丼に入っていたが、今ひとつ「こぼれ具合」が判断できないのでお皿に盛りつけ直してみた。
ねぎとろとかに、いくらが乗っているのだが、積み上げると量が多すぎて”雪崩”を起こしてしまった。巻物の中にはトロとたくあんがギッシリ入っていて、食べごたえがある。
上に乗ったトッピングはどれも絶品だが、特にいくらは感動的な美味しさだった。噛んだ時に弾力があり、まさに「口の中でプチッとはじける」という表現がふさわしい。
今回頼んだ2品共大満足の味で、「写真と実物が違うのではないか」というこちらの予想の斜め上をいく結果となった。
ウーバーイーツでは「写真詐欺」に近いお店が高評価されているケースもあるが、こういうお店がきちんと評価されてほしいところだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)