「悲しまないで」と母親に書き残し少年が自殺 コロナ禍の通院が苦だった可能性も
「生きていく勇気が僕にはない」。そう感じた少年が死を選んだ。
■蘇生を試みたが最悪な結果に
ほどなくしてメールを受信・確認したケイトさんが慌てて部屋に行き、ドアをこじ開けてヘンリーくんを発見。慌てて心配蘇生を試み救おうとしたが、すでに手遅れだった。
ケイトさんはこのほど死因審問に出席し、ヘンリーくんと暮らした年月を回顧。「(不調になる前の息子は)とても幸せだったのです」と話し、コロナ禍における通院がトラウマになった可能性も示唆した。
■父親の悲しみも深く…
ヘンリーくんの父親グレアムさんは、「息子は僕の誇りでした」「永遠に愛し、恋しく思うことでしょう」と発言。またこれを機に、病院ではなく自宅でケアが受けられるケースが増えることに期待するとも述べた。
とりわけ昨年は、小・中学生、そして高校生の自殺増加が日本でも問題になった。「生きるのがつらい」と感じている人は、「自殺 相談」とネット検索するといくつもの相談窓口が見つかるので、まずは誰かに相談してみていただきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)