1つ18万円の「馬用」スニーカーがSNSで話題 ヒト用を加工して再利用
蹄鉄の代わりに馬もスニーカーを履く時代? 4つ揃えると人間の靴よりも遥かに高くなりそう…。
人間に飼育されている馬は、蹄を保護するために蹄鉄を付けるのが一般的だ。しかし、アメリカの靴アーティストは馬でも履ける「スニーカー」をデザインし、1つあたり18万円という高額な価格が人々を驚かせている。『CNET』『New York Post』などの海外メディアが報じた。
■愛馬にスニーカーはいかが?
アメリカでは、本格的なホリデーセールのシーズンが到来。馬のオーナーにとっては、愛馬を着飾ることのできるまたとないチャンスが訪れている。
馬用スニーカーの小売業者である『Horse Kicks』はこのほど、実際にあるブランドのスニーカーを馬用に転用したカスタムオーダーシューズを発表。SNSで注目を集めている存在だ。
■4つ揃えるのは大変そう
「馬用スニーカー」は1つにつき1,200ドル(約18万円)からと高額で、すべての蹄の分を揃えるには、ちょっとしたヴィンテージスニーカーよりも高くつくかもしれない。
靴の売上の10%はチャリティーイベントに寄付されると伝えられているが、10月24日にオープンする予定だった販売サイトはいまだにオープンしておらず、怪しい雲行きが漂っている。
■ヒト用のスニーカーを転用
Horse Kicksは、ケンタッキー州を拠点とする靴アーティストのマーカス・フロイド氏によって立ち上げられた。
彼のInstagramは馬用スニーカーの画像が掲載され「これらは医療用の馬のブーツの上にデザインされ、再利用されたスニーカーで覆われたウェアラブルアートです」とメッセージが添えられていた。しかし現在は削除され、アカウントは非公開となっている。
削除前の投稿でフロイド氏は「これは私にとって最もクレイジーなコラボレーションの1つです」「本物の靴を可能な限り使用しながら、馬のスニーカーはどのように見えるのかを考えるのは、病みつきになるプロセスでした」ともコメントしている。
■ロゴの使用に問題アリ?
馬用スニーカーはSNSで話題となっており「あなたよりいい靴を履いた馬を想像してみてください」「最近の馬ビジネスは狂っています」といったコメントが寄せられた。
また、Horse Kicksと関係者が写真を削除した理由について、「実際のブランドのロゴやマークをそのまま利用しているので、苦情が来たのでは」と予想するユーザーもいる。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)