西武・辻発彦前監督、元教え子・野田選手の門出にエール 「愛に泣ける…」の声
西武の辻発彦前監督が、野田昇吾選手の競艇デビュー戦を観戦。その絆に、ファンも「いい監督すぎる…」と感動。
プロ野球・埼玉西武ライオンズの前監督・辻発彦氏が3日、自身のツイッターを更新。西武の元投手で、競艇に転向した野田昇吾選手のデビュー戦に駆け付けたことを報告した。
■きょう3日にデビュー
野田選手は高校卒業後、社会人野球の西濃運輸を経て、2015年のドラフト会議で3巡目指名を受けて西武に入団。2018年には58試合に登板し、1勝1敗1セーブ19ホールドを記録してリーグ優勝に貢献した。
しかしその後は不調に苦しみ、2020年に戦力外通告を受けて合同トライアウトに臨むも、現役続行は叶わず引退。昨年、特別推薦枠でボートレーサー試験に合格すると、今年9月に養成所を卒業し、きょう3日に埼玉・ボートレース戸田でデビュー戦を迎えた。
■「スタートラインおめでとう」と祝福
2017年から今年10月まで西武の監督を務めた辻氏は、「野田のデビュー戦に行ってきたのだ!」と現地で観戦したことを報告。「野田の激走に思わず『行けっっ!』と声が出ました」と応援に力が入ったことを明かした。
この日の第1レースに出走した野田選手は、デビュー戦としてはまずまずの4着という結果に。辻氏は、西武時代の野田選手の応援タオルや、野田選手の単勝舟券を掲げている写真も投稿すると、「やっと立てたスタートラインおめでとう! ずっと応援してるよ! 頑張れ!」とかつての教え子にエールを送っている。