嵐、デビュー23周年を迎える裏で… ファンが通いつめる「大野智ゆかりの地」
嵐が活動休止して約2年。嵐ファンはいま「ある場所」に足を運んでいるようで…。
■活動休止から2年を迎える
嵐は2020年末でグループの活動を休止。芸能活動も休止している大野を除き、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の4人は個々で活動を続けている。
ファンはそれぞれの道で活躍するメンバーを応援しつつ、もう一度5人がステージに立つことを願っていることだろう。活動休止から2年経とうとしているが、嵐ファンのある女性はひそかに続けていることがあるという。
「5人にゆかりのある神社を回っているんです。どの神社も人気ですが、大野くんがテレビで見られなくなったからなのか、『大野神社』に嵐ファンがたくさん訪れているそうですよ」(嵐ファンの女性)。
■嵐メンバーとゆかりのある神社
「5人にゆかりのある神社」と聞いてピンと来ない人もいるだろう。嵐ファンの間では有名だが、福井県に『相葉神社』、京都に『松本神社』、兵庫県に『二宮神社』、大阪に『櫻井神社』、そして滋賀県に『大野神社』とメンバーの名字と同じ5つの神社が存在するのだ。
かねてから、ファンはメンバーの誕生日月や嵐のコンサートの当選を祈願するためにそれらの神社に足を運んでいた。いわば、嵐ファンにとっての「聖地」と言える。
その一つである大野神社に今もファンが通いつめているという。その実情を知るため、大野神社に取材したところ、予想していなかった「事実」が判明したのだ…。
■「11月に訪れるファンが多い」
今回取材に応じてくれたのは、大野神社で神職を務める大宮聰(さとし)さん。彼の名前も嵐と縁がある。名字である「大宮」は、かつて二宮と大野により結成されたユニット「大宮SK」と一致。名前の聰は、大野の下の名前「智」と読み方が同じなのだ。
そんな大宮さんによると、活動休止前は年間30万人ものファンが訪れていたという。活動休止から約2年経っても、訪れるファンは多いそうだ。
「一時期に比べると少なくなりましたが、定期的に嵐のバッグやうちわを持って来られる方も多いです。以前は大野さんにゆかりのある地と感じた方やコンサートの当選祈願などで来られていましたが、ここ数年は自分の子供の受験や結婚式、お祓いなどで遠方から来られていますよ」(大宮さん)。
特に、11月に訪れるファンが多いという。「嵐ファンにとって、11月は非常に大切な月のようです。11月3日は嵐のデビュー日ですし、11月26日は大野さんの誕生日ですからね。活動休止前も、嵐のコンサートチケット発売日や大野さんの個展開催など、何かと11月に縁があるみたいです」(前出・大宮さん)。
■「親子で来る人も多い」
今も足を運ぶ人が多いとあって、神社側も嵐と縁のあるサービスを提供していて…。「『デビュー』という文言が入った限定の御朱印や大野さんの誕生日の日付が入った御朱印を販売しております。どれも何百単位で売れていますね」(前出・大宮さん)。
神社を訪れるファン層も幅広いという。「大体40代くらいの方が多いです。大野さんだけでなく、他のメンバーを応援している人もいます。娘さんと一緒に来られる人もいますが、娘さんはKing&Princeやなにわ男子などを応援していることも多いですね」(前出・大宮さん)。
親子で一緒に訪れることができるスポットということだろう。今もたくさんの人に愛されていることがうかがえる嵐。
5人がもう一度そろって、ファンを”感謝カンゲキ”させる日は必ず来るはず!
【大野神社】
滋賀県栗東市荒張896番地
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)