紙ストローとプラスチック、どっちをもらう? 約7割の人が選んだのは…
飲食店で導入が進む紙ストロー。ネット上では、肯定派と否定派はっきり分かれているが…。
最近、飲食店で紙ストローを導入する店舗が増えている。ネット上では抵抗を感じる人の声も見受けられる。
「紙派」と「プラスチック派」どちらが多いか取材してみると…。
■プラスチック過剰使用が背景
ここ数年、プラスチックの過剰使用による環境への負荷が問題視されている。その対策として、4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が制定された。
こうした動きに合わせて、大手飲食チェーン店で「紙ストロー」の導入が進むように。10月7日にはマクドナルド全店舗でこれまでのプラスチック製ストローから紙製ストローに変わり、大きな話題になった。
■ネット上では二極化
ネット上では、「俺は紙ストロー好き」「紙ストローあんまり抵抗ない」「マックで使ったけど特に気にならないなー」「紙コップと同じ感覚」など、紙ストローに抵抗がない人の声が見受けられる。
一方で、「紙ストロー大っ嫌い」「飲み物を不味くする」「唇にはりつくから嫌だ」「紙ストローが嫌すぎてマイストロー持ち歩いてる」といった、”否定派”の意見も多数散見される。
■「紙派」と「プラスチック派」を調査
現段階で「紙派」と「プラスチック派」どちらが多いのだろうか。Sirabee編集部では、全国10~60代の男女1,000名を対象に「紙ストローとプラスチックストロー、もらうならどちらがいいか」を調査した。
結果は全体の76.4%が「プラスチック」で、「紙」は23.6%にとどまった。
■長年慣れ親しんでいた?
これまで飲食店で飲み物を頼むと、「プラスチック製ストローで飲むのが当たり前」という感覚があった。それだけに、紙ストローに変わったばかりでまだ馴染まない人が多いのだろうか…。
ある程度、時間が経って同じ調査をしたらまた違った結果になるかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)