「小泉大臣の置き土産」とも評されたレジ袋有料化から2年 5割が無料化求める
2020年7月から全国で始まったレジ袋の有料化。今のままか無料に戻すのか、意見は真っ二つに…。
2020年7月1日から全国でスタートしたプラスチック製買い物袋、いわゆるレジ袋の有料化。プラスチックごみ削減を目的に、多くのスーパーマーケットやコンビニエンスストアでは、1枚につき3〜5円程度の料金が徴収されることになった。
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■小泉大臣の「置き土産」とも
施行された当時の小泉進次郎環境大臣の「置き土産」とも評される政策だが、本人はたびたび「前の経済産業大臣・環境大臣が決定したもの」と否定している。
小泉氏が否定するのは、この政策が今ひとつ国民の支持を得られていないことも背景にあるようだ。有料化から2年が過ぎ、世間は今どのように感じているのだろうか。
■意見は真っ二つ
Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,433名を対象に調査したところ、レジ袋は「無料に戻すべき」と答えた人が最も多く、48.9%に上った。
ただ、ゴミ削減につながる環境政策として一定の支持は集めているようで、「今の料金のままでよい」と答えた人も45.2%となった。なお、さらに値上げを求める人は5.9%となる。
有料化への賛否は大きく二分されているものの、「現状派+さらに値上げ派」がわずかに過半数であることがわかる。