ウーバーイーツで韓国料理を頼んだら… とんでもないレベルの写真詐欺に泣く
ウーバーイーツでプデチゲを注文。届いた品には、メニュー写真と違うところがあって…。
和食、イタリアン、エスニックなど幅広いジャンルの料理が食べられるUber Eats(ウーバーイーツ)。その中で、「ガッカリした」と評されるプデチゲを提供するお店を発見。
実際に頼んでみると、思い描いたものとは違うものが運ばれてきて…。
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■美味しそうなプデチゲが
コロナ禍で日本にも広く浸透したフードデリバリーサービス「Uber Eats」。アプリを開くと、美味しそうな料理の写真がたくさん並んでいて、どれを食べようか迷ってしまう。
10月下旬、冬のような寒さに見舞われたある日、記者はプデチゲを提供するお店に目を奪われた。プデチゲは肉、野菜、豆腐など一般的なチゲの材料とソーセージやスパム、インスタントラーメンなどの食材を辛いスープで煮込んだ韓国の大衆料理。
記者が見つけたお店は、大きい帆立やエビも入っておりかなり豪華だ。
■「ガッカリした」というコメント
お店の評価も5段階中3.5と悪くない。ただ、ネットで食べた人の感想を調べてみたところ、「ガッカリした」というひと言が添えられていた。
このクオリティーのプデチゲを出前で食べられるのであれば、”ガッカリ”はしないと思うのだが…。これは自分の目で確かめるしかない。
そう思いあさり、イカ、エビ、ホタテなどの海鮮をトッピングした「海鮮プデチゲ」(1,640円)を注文した。トッピングでチーズ(+150円)を追加し、追い飯の並ご飯(+250円)もオーダー。
待つこと30分。届いた品を見て愕然とするのであった…。
■あれ? メニューの写真と違う…
蓋を開けて目玉であるシーフードが見当たらないことに気付く。麺や野菜の隙間から「発見」したのだが…。
「小さすぎる」というのが正直な感想だ。イカはそこそこ大きいが、エビもあさりもれんげにちょこんと乗る程度。メニュー写真を見て想像していたものと違う…。
ホタテに至っては入ってすらいなかった。1,600円で「海鮮プデチゲ」というメニュー名であることを考えるともう少しシーフードの存在感がほしいところだ。
メニュー写真との違いに困惑しつつスープを飲んだ。魚介の出汁と香辛料が効いて中々辛いが、味に深みがあって美味しい。
スパムも塩味強めで悪くない。野菜やシーフードなどの具材にスープの味がよく染みて食欲をそそられる。
■改善点は具材の量か
もう一つ気になったのは麺の量だ。正直、具材の半分は麺じゃないかと思うくらい多い。しかも、配達まで30分かかったこともあって麺がスープを吸ってすっかり伸びてしまっている。
具材を食べ終え、締めでご飯を入れて雑炊にしたところ文句なしに美味しかった。やはりベースのスープは問題ない。
改善点としては具材の量だ。「海鮮プデチゲ」というメニュー名であるなら、シーフードはもう少し増やしてほしい。一方で、麺はもう少し減らすか、別皿に入れて持ち運ぶなど伸びないようにする工夫が必要だと思う。
というか、写真と本物の差が激しすぎることにウーバーイーツは何も言わないのだろうか…。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)