321日間死んだフリ動画を投稿し続けた男性 念願叶いドラマの死体役ゲット
夢を叶えるためには、アイディアや想像力も大切だ。
人生はいつどこで、何がきっかけで転機を迎えるか分からない。周りに「くだらない」と笑われようが、自分を信じて努力し続けることも、夢を叶えるためには大切だ。
このたびある男性に訪れた人生の転機の話題を、『LAD BIBLE』や『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じている。
■わずかな望みをかけた挑戦
話題となっているのは、アメリカ・ケンタッキー州でレストランを経営しているジョシュ・ナレイさんという男性。犯罪ドラマが大好きなジョシュさんは、以前から「いつか犯罪ドラマに出演してみたい」と憧れを抱いていた。
そしてわずかな望みをかけ、1年ほど前から死んだフリをしている自身の姿を「@living_dead_josh」のアカウント名でTikTokに投稿し続けたそうだ。
■ハリウッドの有名観光地でも
ある時は川の淵、またある時は人気のない森の中で倒れ込む。さらには廃墟と化した住宅の一室や、カリフォルニア州・ハリウッドの有名な観光地『ウォーク・オブ・フェイム』の星形のタイルの上でも倒れ続けた。
そして初投稿から321日間がたった日、ジョシュさんの投稿があるテレビ局の目に留まり、連絡をもらったという。
■人気犯罪ドラマから出演オファー
それはなんと、2021年から放送されている人気犯罪シリーズドラマ『CSI:ベガス』を制作しているテレビ局からだった。
「ぜひドラマに死体役として出演してみませんか?」とオファーをもらったジョシュさんは大感激。もちろん快諾し、当日は溢れそうになる興奮と緊張を隠しながら撮影に挑んだという。
■他にもオファーが続々と
「初めの頃の投稿を見ると、あまり上手ではなく息をしている様子が分かります」と苦笑いするジョシュさん。しかし試行錯誤と訓練を重ね、体を動かさずに呼吸をする方法を習得した。
また「写真のように見せるのではなく、背景が風に揺れたり動いていることによって、より本物らしさが伝わる」とこだわりポイントも伝授。普段はレストランのオーナーとして働くジョシュさんには、すでにいくつもの制作会社から出演オファーが舞い込んでいるという。
■ビクともしない見事な演技
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)