殺人鬼にインスパイアされたハロウィン特製ピザ グロすぎるトッピングも反響
ホラー映画が放送されたりお菓子が配られたりと、日本でもハロウィンは人気イベントだ。
日本でも、かなりの盛り上がりを見せるハロウィン。アニメのコスプレや警察官、ナースにゾンビなど、若い世代は思い思いの仮装を楽しんでいる。
しかし本場のアメリカを見ると、「ホラー」や「グロさ」もハロウィンに欠かせない要素のようだ。アメリカで今、あるピザ店が世間の注目を集めていることを『TMZ』などが報じた。
■目を引くディスプレイ
大変な盛り上がりを見せているのは、テキサス州の北西部に位置するラボック市のピザ店『キャピタル・ピザ』。店内に入ると、レジ横にひと際目を引くピザが置かれている。
「ジェフリー・ダーマー・スペシャル」と名付けられたそのピザと、一緒に写真を撮る客やSNSに投稿する客が絶えないのだそうだ。
■殺人犯にインスパイアされる
「ジェフリー・ダーマー・スペシャル」は、アメリカの有名な連続殺人犯にインスパイアされたもので、ピザの上に乗せられたラーメンは内臓や腸をイメージ。さらに眼球や切断された指がトッピングされ、色も全体的に赤黒く、生々しさが増している。
本物ではないと知りつつも、このピザに来店客は大興奮。しかし「食欲をなくした」と言い出す人もおり、反応はさまざまだという。
■「苦情も何件か…」
同店でマネージャーをしているキーファー・スラシャー・デビッドソンさんは、メディアに「ネットフリックスでジェフリー・ダーマーの特集を見て、アイディアを思いつきました」と明かしている。
また「残念ながらメニューにはなくディスプレイ用なのですが、それでも何件か苦情が入っています」と苦笑。すぐに撤去する予定はなく、ハロウィン当日の31日まで飾っておくつもりだという。
■ジェフリー・ダーマーって誰?
ジェフリー・ダーマーは、1978年から1991年にかけてオハイオ州やウィスコンシン州で17人の青少年を絞殺した連続殺人鬼。屍姦、死体の切断、そして人肉嗜食まで行って世界中を震撼させた連続殺人犯だ。
事件を題材にした映画やドラマも制作されているが、ダーマーをある種のヒーローのように扱う者まで現れ、エンタメ化の是非を問う論争が繰り返されている。
しかし、ハロウィンの季節がくるたびにダーマーのイメージを取り込もうとするアメリカ人は多く、彼の容姿に似せたカツラやメガネはオンラインでも人気商品だという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)