自宅でサンマを食べる時の調理法は? 9割の支持を集めた圧倒的1位は…
今が旬でスーパーなどにも数多く並ぶサンマ。自宅で食べるとしたらどう調理する?
佐藤春夫が「さんま苦いかしょっぱいか」と詩にも詠んだ秋の味覚の代名詞・サンマ。しかし、2008年に35万トンを記録していた漁獲量は、19年以降、過去最低を更新し続け、21年には約1.8万トンまで落ち込んでいる。
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■圧倒的1位は…
すっかり高級魚となってしまったサンマだが、それでも秋の食卓には欠かせないもの。自宅で調理する際は、どのようにして食べられているのだろうか。
Sirabee編集部が全国10〜60代男女880名を対象に調査したところ、じつに86.8%が「塩焼き」と回答。やはり脂の乗ったサンマといえば、香ばしく塩焼きにするのが最も支持される食べ方のようだ。
ちなみに、最近、居酒屋などでも増えつつある「刺身」は5.8%。魚焼き網も不要で煙も出ない炊き込みご飯は2.6%。煮物・揚げ物はさらに少なく、ともに1%台だった。
■若い世代には刺身も人気
サンマを刺身で食べることについては、世代差もあるようだ。10〜20代や40代では、自宅でも塩焼きよりも刺身派が7%前後存在する。しかし、高齢層では下がっていき、60代ではわずか1.4%。
かつてはあまり刺身で食べる食文化が普及していなかったこと、またアニサキス症への懸念なども影響しているのかもしれない。
■炊き込みご飯もオススメ
サンマ料理としては圧倒的な人気を誇る塩焼きだが、脂が乗っているだけに気になるのは煙の問題。換気扇を強にして窓を全開にしても、部屋に匂いがこもってしまうこともある。
そんな時にオススメなのは、今回の人気投票では3位だった炊き込みご飯。3枚におろしたサンマの身をフライパンでいいので1分ほど軽く両面焼き、一口大に切って、人参やごほう、きのこなども入れて出汁醤油で炊くだけ。カンタンなので、ぜひ試してみてほしい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女880名 (有効回答数)