デーブ、旧統一教会との推薦確認書に署名の自民議員を批判 「内政干渉」
旧統一教会の関連団体と政策に関する文書に署名した自民党・斎藤洋明議員。デーブ・スペクターはこれを「相当問題ある」と厳しい言葉で…。
タレントでテレビプロデューサーのデーブ・スペクターが、23日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)にレギュラー出演。“推薦確認書”を交わした旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連団体と自民党・斎藤洋明衆議院議員を強く批判した。
■推薦確認書への署名を認めた斎藤議員
斎藤議員は自民党内の調査で、統一教会から組織的な支援を受けていたとして指名が公表されていた1人。20日夜には、国会内で記者団の取材に応じ、去年の衆議院選挙でも教団関連団体の推薦確認書に署名していたことを認めている。
番組はこの話題を扱い、「憲法改正と安全保障体制を強化」「共産主義勢力への対抗」「LGBT問題や同性婚の合法化に慎重」といった推薦確認書の内容を紹介。自民党の方針と一致することから、政策に影響を与えたのではないかと問題視した。
■韓国の教団本部に提出すると推察
元自民党の杉村太蔵は、推薦確認書を「初めて聞いた」と弁明した上で、「要するに要望書」と陳情の一種であると指摘。推薦確認書を問題視しなかったが、これにデーブは割って入る。
「普通だったら選挙応援やるだけで済むのに、これ何か見せたい証拠が欲しいんですよ」と、書面で交わした理由を推察するデーブ。続けて、その理由にさらに踏み込み、「これ、韓国にある(教団の)本部に見せるためではないかって」と述べた。