秋の味覚、「栗 vs サツマイモ」人気調査 若い世代と中高年で真逆の傾向が…
ホクホク甘くて美味しい栗とサツマイモ。どちらが人気なのか調べてみたら意外な結果に…。
実りの秋も真っ盛り。青果店やスーパーマーケットには、さまざまな秋の味覚が並んでいる。中でも、さまざまな料理に活用でき、スイーツとしての人気なのは、栗とサツマイモ。どちらも甘くホクホクして、毎年この季節を楽しみにしている人も少なくないはずだ。
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■栗 vs サツマイモ
ホクホクして甘い味わいが、よく比較される栗とサツマイモ。江戸時代には、江戸から十三里(約52km)離れた川越がサツマイモの一大産地だったことから、「九里(栗)より(四里)うまい十三里」といったキャッチコピーも広く知られていた。
しかし、よく似た秋の美味しい2大巨頭、実際に人気なのはどちらなのだろうか。
■サツマイモ派の圧勝
Sirabee編集部が全国10〜60代男女880名を対象に調査したところ、栗とサツマイモで「栗のほうが好き」と答えたのは全体の34.8%。「サツマイモのほうが好き」と答えたのは60.0%。
栗ご飯やモンブランなど、より季節限定の味覚として人気なように思われる栗だが、意外にもサツマイモとは2倍近い差が開く結果となった。
なお、「どちらも嫌い」と答えたのは5.2%。よく、女性の味の好みについて「芋たこなんきん」などと言われるが、栗とサツマイモがどちらも嫌いな男性は7.1%なのに対して女性は3.8%。男性ではこうしたホクホク食感が好みでない人がある程度存在するようだ。