イオンモールに出現した謎の4文字、凄まじい矛盾が「哲学的すぎる…」と話題
新たにオープンしたイオンモール店舗。サイネージが表示した「衝撃の混雑度」に、ツッコミの声が多数寄せられており…。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」という言葉が示すように、自身の置かれた苦境が極度の集中によって「逆転」する現象は広く認知されているが、そうした領域に到達するには、並大抵ならぬ鍛錬が必要である。
なお現在ツイッター上では、イオンモール店頭で目撃された「衝撃の逆転現象」が話題となっているのをご存知だろうか。
■混雑したイオンモールで起こったのは…
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・死んだんすよさんが投稿した1件のツイート。
こちらの投稿には「イオンモール混みすぎて遂に限界突破して誰もいなくなった」と、意味深な1文が綴られているのだが、これだけでは何が起こったのかさっぱり分からない。
しかし、ツイートに添えられたイオンモール店頭で撮影したと思しき写真を見ると、即座に納得。来店客で賑わう店内にはデジタルサイネージが設置されており、「現在の混雑度」を表示しているのだが…なんと、そのステータスは「null」となっていたのだ。
■突然の「null」にツッコミ相次ぐ
こちらの4文字を見てもピンと来なかった人もいるかと思うが、「null」(ヌル)はプログラミング言語やデータベースのデータ表現の一種で、「何のデータも含まれない」状態や「ゼロの」「存在しない」状態を指す。
そのため混雑度が「null」であれば、「店内に何者も存在しない」という意味になるはずなのだが…前出の通り、イオンモール内は明らかに大勢の来店客で賑わっている。前出のツイート本文にもあるように、来店客の数があまりに多すぎて、機械のデータが「限界突破」してしまったのだろうか…。
こちらの衝撃的な光景はツイッター上で大きな話題を呼んでおり、件のツイートは投稿から数日で1.5万件以上ものRTを記録。他のツイッターユーザーからは「唐突に消滅しとるやないか!」「戦闘力が高すぎて壊れる、スカウターみたいだ」「混雑度がnullって哲学的だな」「明らかに人がいるのに、機械は誰もいないと認識している。つまり写真に写った人は全て…」など、驚きの声が多数寄せられていた。
果たしてこちらのイオンモール店舗で、一体何が起こっていたというのだろうか…。イオンモール 広報グループに詳しい話を尋ねてみたところ、知られざる「舞台裏」が明らかになったのだ。