子供にコロナ関連の名前をつけた親 周囲仰天も「娘にぴったり」と自信満々
コロナのパンデミックは歴史に残る大きな出来事。両親がその名付けに満足なら問題なし…?
子供の名付けで親が悩むのは万国共通。産まれた季節を表す言葉、時事に関連する言葉を含めたり、こんな人になってほしいという願いが込められたりすることは多い。しかし、ときには周囲の人々が眉を吊り上げるような命名も…。イギリスの『The Sun』がそんな一例を報じた。
■コロナ禍での出産
イギリス・ロンドンから北へ約47キロメートル離れたベッドフォードという町で、電気修理業者を経営する夫ロブさんと愛娘とともに暮らしているジョディ・クロスさん(36)。
ヘアサロンのオーナーをしている彼女は昨年11月、2,324グラムとやや小さいながらも元気な女の子を出産した。当時、世の中はオミクロン株が猛威をふるい、ジョディさんも「いつ感染するか…」と日々怯えながらの妊娠、出産だったという。
■看護師との会話で…
ジョディさんは入院中、看護師のひとりに「大変な世の中だけど、ロックダウン中じゃないだけまだマシよ」と言われた。事情を詳しく聞いたところ、妊婦はもちろん、病院内の誰もが非常に厳しい規則で縛られていたことを知った。
さらに家族の面会は一切許されず、夫やパートナーが出産に立ち会うことも不可能。両親が赤ちゃんの顔を初めて見るのは退院してからになるという話だった。
■同時期に離婚協定
ジョディさんは夫ロブさんとの出会いについて、子供の頃からの幼馴染で、社会人になって一旦連絡が途絶えるも、2019年11月に出会い系アプリ『Tinder』でお互いを発見し、連絡を取り合うようになったと説明している。
当時はそろって離婚協定中で、ともに離婚が成立するとロックダウン中の2020年3月に交際をスタート。しばらくして同棲が始まると妊娠が発覚した。もちろんロックダウン中だった。
■「ロックダウン・ラブの賜物」
次第に「この子はロックダウン・ラブの賜物」と考えるようになったジョディさん夫妻は、産まれた女の子に「ロッキー」と名付けることにした。
友人などは「嘘でしょ?!」と笑うこともあるが、「娘にぴったりのかわいい名前だと思う」と自信満々に明かし、否定的な意見のせいで名前を変えるつもりはない。
ロックダウンのなかで愛をはぐくみ、妊娠し、コロナ感染の不安を乗り越えて無事出産できたことの喜びはひとしお。「ロックダウンは自分たちの人生の大切な節目だ」と強く感じているという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)