電気代の高騰で衣類乾燥機に入れるべきモノとは… アイデアが世界中で拡散
「省エネ」の心掛けは、地球のためにも家計のためにも大切なことだ。
ロシアのウクライナ侵略を機に、それまでロシアから天然ガスに依存してきたヨーロッパのエネルギー事情が一変した。
高騰した光熱費に月々10万円ほど支払う家庭まで現れ、どの国でも大手メディアは「省エネ」のアイデアについて特集記事を組んだりしている。たとえばイギリスでは…。
■注目したいライフハック
「ライフハック」とは、そもそもいかにして仕事の効率アップを図るか、生産性を高めるかなど、もともとはビジネス上のアイデアや取り組みをシェアするものだった。
だが今どきのライフハックは、暮らしやすさや便利さを求める、あるいはお金や光熱費の節約を図るなど、人々の生活の質の向上をテーマにしたアイデアが人気の的になっている。
■電力をかなり使う衣類乾燥機
近年、「省エネ」の心掛けが世界規模で重要になっている。それは地球のためにも家計のためにも、大切なことだ。
どの家庭も光熱費の高騰にあえいでいるイギリスでは、大手メディアの『Mirror』が大量の電力を使用する衣類乾燥機(乾燥機付きドラム式洗濯機)について節電のアイデアを紹介し、人々の大きな関心を集めている。
■乾いたバスタオルを用意
まずは「脱水の時間を2倍にする」と提案。続いて乾燥の前に「乾いたバスタオルを混ぜ15~20分間放置する」、あるいは「乾いたバスタオルを混ぜ、乾燥をスタートさせる」という。
バスタオルが周囲の衣類から湿気を吸い取ることで全体の乾燥を早めるといい、衣類の量にもよるが、2枚入れれば時短をかなり実感できるようだ。
なお、プラスチックやウールでできた「ドライヤーボール」を利用しているという人も。これには、服と服が互いに絡まり合うのを防ぐ効果もあるそうだ。
■「そんなに簡単なら」の声も
このアイデアについては、さして手間がかかるわけではないことから、試してみる価値はあるだろう。
「衣類乾燥機を使わずに効率よく乾かす方法がないか」という声も多く上がっているが、暖房機との併用で火災など起こさないよう、くれぐれも注意が必要だ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)