『舞いあがれ!』、主要キャスト7人の「共通点」 全員”アレ”を経験していた…
朝ドラ『舞いあがれ!』が好評だ。業界内では主要キャストの「経歴」に注目が集まっていて…。
3日、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』がスタート。穏やかなストーリー展開で、ハラハラしすぎない空気感が「朝ドラらしい」と好評だ。
ヒロインの福原遥をはじめとした出演者にも注目が集まっているが、じつは主要キャスト7人には「意外な共通点」があって…。
■空とパイロットがテーマ
『舞いあがれ!』は1990年代から現代が舞台。ヒロイン・岩倉舞が空とパイロットに憧れ、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島で様々な人と絆を育みながら夢に向かって奮闘する物語だ。
ヒロインの舞役を福原が務める。共演者には、ヒロインの父親役の高橋克典、母親役の永作博美、兄役の関ジャニ∞・横山裕、祖母役の高畑淳子など、豪華なメンバーが並んでいる。
あるテレビ局関係者は主要出演者達の名前を挙げ、異例のキャスティングだと語る。「永作さん、福原さん、横山さん、赤楚衛二さん、Snow Man・目黒蓮さん、乃木坂46の山下美月さん、元欅坂46の長濱ねるさんの7人には共通点があるんです。これだけのメンバーが揃うのはめずらしいですよ」(テレビ局関係者)。
■7人の共通点は…
出身地や年齢は全員異なり、7人全員で共演した作品もない。一体、どんな共通点があるのだろうか。
「全員、アイドルを経験しているんです。福原さんは2009年から13年に放送された『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(NHK Eテレ)の主人公”まいんちゃん”として、かわいい衣装を着て歌って踊りながら料理をする姿で一躍人気になりました。横山さんは関ジャニ、目黒さんはSnow Man、山下さんは乃木坂とそれぞれ人気グループで活躍しています。長濱さんも19年に欅坂を卒業しましたが、グループ在籍時は中心メンバーとして絶大な人気を誇っていましたよ」(前出・テレビ局関係者)。
福原達の輝かしい経歴は知っている人も多いことだろう。
■赤楚の「意外な過去」
現在は俳優・モデルのイメージが強い赤楚だが、地元・名古屋ではアイドルとして名のしれた存在だったようで…。
「10代だった2010年にIKEMEN☆NAGOYAというアイドルグループに所属していました。このグループは後に、”ボイメン”の愛称でおなじみのBOYS AND MENに名前が変わりました。そうした経験があるためか、業界内では今も赤楚さんの歌がうまいと有名ですよ」(前出・テレビ局関係者)。
■「アイドル時代から変わらない」
何より、”大先輩”がいることを忘れてはならない。
「今の10~20代は知らない人が多いかもしれませんが、永作さんは1989年に3人組のアイドルグループ『ribbon』を結成し、活動していました。彼女は歌唱力が高く、93年にはソロデビューも果たしました。結婚して2人子供がいますが、アイドル時代から変わらない見た目に驚くスタッフも多いですよ」(前出・テレビ局関係者)。
現役・OBという違いはあれど、「アイドル経験者」が集結している。そんな精鋭揃いの朝ドラ、これからも目が離せない!
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)