「性別の種類は2つ」と話した大学教授に批判噴出 学生らが猛反発する事態に

性別は「男」「女」の2つではない。そう考える人が増えている。

■「別の教授を」という要求も

多くの学生が教授の主張を痛烈に批判し、講義室から出ていくという抗議活動を展開。大学側には、「別の教授を用意してほしい」と強く要求した。

この件について検討した大学側は、教授と学生、双方の主張を容認。解決策として同じ講座を2つ設け、今の講座に不満がある学生は別の教授が教える講義を受講できるよう手配した。


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■詳細は明かされず…

新たな講義を受講予定の学生の総数について大学側は公表を控えており、“問題発言”で学生らに批判された教授についてもコメントしていない。

自分自身の性自認に「男性」「女性」という枠組みをあてはめることはできないという人も、確かに存在する。性の問題は非常に複雑で、教授と同じ意見も含めさまざまな声が噴出している。

なおシンガー・ソングライターの宇多田ヒカルも、過去にノンバイナリーであることを公表済み。それにより日本でも共感の声が相次ぎ、話題を集めた。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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