3歳娘の眉毛を除毛する母親 「将来いじめられないため」に世間がバッシング
幼少期に外見をからかわれると、一生のトラウマになってしまう人が多いようだ。
近年、子供の濃い体毛を気にした親が子連れで脱毛サロンを訪れるケースが増えているという。年齢制限が定められておらず、早ければ小学校低学年の子供もいるそうだ。
TikTokでは今、ある母親が3歳の娘に除毛する様子が注目を集め、世間からバッシングを浴びている。イギリスの『Mirror』が報じた。
■黒くて太い眉毛がコンプレックス
「leah_txrealtor」のアカウント名でこのたびTikTokに動画を投稿したのは、リア・ガルシアさんという31歳の母親。アメリカ・テキサス州に住むヒスパニック系の彼女にとって、真っ黒で太い眉毛を持って生まれたことが幼少期からのコンプレックスだった。
眉間にも濃い産毛が生えており、眉毛は「まるで一本に繋がっているかのよう」だったとリアさんは話している。
■子供の遺伝に気付くと…
同級生から「お前の眉毛太いな!」とからかわれることも日常茶飯事だったが、両親は断じて眉毛の除毛を許してくれず、自分で剃っていたため肌を痛めてしまうこともあったそう。
現在ベハッティちゃん(11)とブリスちゃん(3)という娘を育てているリアさんは、「子供が成長するにつれて、濃い眉毛が遺伝しているのが分かった」といい、「私と同じ辛さは経験させたくない」と娘たちの除毛を決意した。
■世間から大バッシング
だが自身のTikTokでブリスちゃんの除毛の様子を公開すると、世間からは「早すぎる」「かなり痛がっている」「虐待では?」と大バッシングが。
また「子供たちが、本来なら気にしなくてもいいことに気付いてしまい、不安がらせているだけ」「私ならありのままでいることの素晴らしさを子供に教える」といった声もあがった。
■「苦労した人でないと分からない」
しかしリアさんはそんな意見に対して、「絆創膏をはがすのと同じレベル」「子供でも髪の毛を切る様に、それは大事な身だしなみのひとつ」と反論。
また「眉毛はまた生えてくるけれど、いじめのトラウマは戻せない」「自分で苦労した経験がない人でないと分からない」と主張した。すると世間からは「自分のコンプレックスを子供に押し付けている」という声もあがり、コメント欄はすっかり炎上している。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)