ひろゆき氏、旧統一教会への“解散命令”に言及 「一足飛びな気がしていて…」
ひろゆき氏が、旧統一教会への認識について言及。「イメージで言っている人が多い」と意見した。
元2ちゃんねる管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏が、7日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への対応に私見を述べた。
■岸田首相の発表
今月3日に招集された臨時国会では、旧統一教会問題も議題に上がっている。岸田文雄首相は、「総合的な相談態勢の構築にしっかりと取り組んでまいります」と発言し、同団体から被害を受けた人の救済に尽力する姿勢を見せた。
宗教法人の法人格を剥奪する“解散命令”の請求については、「信教の自由を保証する観点から、凡例も踏まえ、慎重に判断する必要がある」と、考えを示している。
番組では、同団体と政治家の関係や、解散命令の是非について議論されるが、冒頭ではひろゆき氏が解散命令への注目に対して自身の考えを明かす。
■解散命令は「一足飛び」?
ひろゆき氏は、「解散命令を出すっていう話は一足飛びな気がしていて」と切り出し、「まずは文部科学省の権限で宗教法人に対して調査をさせたりとか、宗教の役員の代表とかに報告させる権限っていうのがあるので」と、文部科学省の権限について説明。
「まずそれを使って実態をきちんと客観的に把握するほうが先だと思うんですよね」と、解散命令よりも先に同団体の全容を明らかにすることが重要だと主張した。
■「イメージで言っている人が…」
「統一教会悪いよねってわりとイメージで言っている人が多い」と、同団体への認識について私見を述べるひろゆき氏。
「まず調べるが先だと思うのに、なんで解散命令の話をみんなしてんだろうってちょっと不思議に思ってます」と、解散命令への注目を疑問視した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)