家族の死を受け入れず「昏睡」と主張した妻 18ヶ月にわたり遺体を自宅で保存

いつかは息を吹き返す。家族はそう信じていたようだ。

■ようやく遺体を発見

出勤を再開しない男性を心配した同僚たちが通報し、「様子を見に行ってほしい」と当局に依頼。それを受け警察官たちが様子を見に行き、男性の遺体を発見するに至った。

近隣住民たちにも話を聞いたところ、男性については「昏睡状態だと聞いていた」と話したとのこと。「自宅で療養中」と聞かされていたため、男性が死亡したことを知っていた人はいなかったようだ。


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■当局の発表

遺体を保管していた理由について、遺族は「連れ帰ったときには息をしているようだった」と説明。詳細については語ろうとしなかったというが、警察は犯罪ではないと判断したようだ。

当局は「生きている」と信じ込んでいる遺族から男性の遺体を回収し、ようやく火葬。遺族が遺体を保管していた期間については、18ヶ月に及んだと発表している。

大事な人との死別は、誰にとってもつらく受け入れがたいことだ。精神的なダメージを受け、うつ状態に陥る人もいる。苦しいときは、心療内科などでも話を聞いてもらうことができる。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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