乳首からの分泌液で脳腫瘍が発覚 女性が不安いっぱいの闘病生活を語る
女性では乳房からの異常な分泌液が、男性では女性化乳房や勃起不全が見られるという。
■投薬治療で完治を目指す
その下垂体腫瘍は悪性の可能性はとても低いと知ったが、子供が欲しくなったときどうすればいいのか、27歳のデイナさんにとっては大変つらい病名の宣告だった。
そして診断の1週間後から投薬治療が始まった。効果がなければ摘出手術をと説明されていたが、治療は順調だ。ただし、これからもずっと飲み続けるほか、定期的にMRIで腫瘍のサイズを確認する必要があるという。
■男性では女性化乳房も
プロラクチノーマは女性に多く、ほとんどが20歳代から40歳代で発覚する。良性ながら腫瘍のサイズが大きいこともしばしばで、頭痛、視力低下、視野狭窄が認められる患者も少なくない。
女性では乳房からの異常な分泌液を理由に医療機関を受診するケースがほとんどだが、男性では女性化乳房や勃起不全が最初の症状であるため、下垂体腫瘍の存在が確認されるまで時間がかかるケースも多いようだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)