『六本木クラス』最終回の裏で… 香川照之、関係者が語る仕事先での「評判」
『六本木クラス』が最終回を迎える。ネット上では、「香川さんの演技はやっぱりすごい」という声も…。
29日、ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)が最終回を迎える。物語の展開から目が離せないが、ネット上では香川照之の演技にも注目する声があがっている。
一連の報道で“渦中の人”となった香川だが、撮影現場での評判はというと…。
■最終回を迎える『六本木クラス』
『六本木クラス』は、2020年に大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』のリメイク作品。
主人公は国内最大の外食企業の御曹司とのトラブルと、その父親の不当な圧力によって服役することになる。出所後、東京・六本木で飲食店を立ち上げ、自分の人生を狂わせた外食企業の会長に復讐する様子を描いた物語だ。主人公を竹内涼真が演じ、「適役」となる会長を香川が務める。
香川といえば、8月24日と31日の『週刊新潮』で、過去に女性ホステスへ「性加害」を行ったことが報じられた。度重なる報道を受けて、出演していたテレビの降板が続々と決定。
『六本木クラス』は変わらず出演しているが、ドラマの次回予告から香川の出演シーンが「カット」されるなど、報道の影響がうかがえる。
■撮影現場の評判は…
一連の報道によって、テレビでのイメージとは異なる一面が垣間見えた香川。ある制作関係者は、撮影現場での彼についてこう語る。
「ムードメーカーという印象です。明るいキャラクターで、他の出演者がミスをしても冗談を言って和ませていたそうです。撮影の合間はにこやかにしていたかと思えば、カメラが回るとガラッと表情が変わり、難しい役もほとんどミスしません。共演した松本潤さんや小栗旬さんなど、年下である彼らの演技力も素直に認めるなど、周りの人に横柄に振る舞うこともなかったといいます」(制作会社関係者)。
■「顔と名前を覚えるのが早い」
こんな「特技」もあったという。
「スタッフの顔と名前を覚えるのがものすごく早いんです。台本には撮影に関わるスタッフの名前が書いてあるのですが、それを有効活用していました。撮影に入る前の顔合わせでスタッフが一人一人自己紹介する際、その人の顔や話し方などの特徴を名前の横に書いていたそうです。そうやって次に現場入りする時は、全てのスタッフの顔と名前を完璧に覚えていたようです」(前出・制作会社関係者)。
前出の制作会社関係者はそうした現場での振る舞いを絶賛する一方で、一連の報道に対して苦言を呈す。
「あれだけの演技力があり、現場でもきちんとしているのでショックを受けたスタッフは多かったです。普段の香川さんに悪い印象はありませんが、お酒の場での行動に問題があったのは紛れもない事実。その点に関しては、擁護できません」(前出・制作会社関係者)。
■演技を評価する声も
SNSでは、今も香川に対する厳しい声が飛び交っている。だが、『六本木クラス』での演技を評価する声も多い。
ネット上では「香川照之さんの演技はやっぱり凄いと感心した 深みが違う」「いい役者さんなのに、これからなかなか見られなくなるのもったいない」「やったことは許されないことけど毎回演技に惹きつけられる」「彼の演技は大好きなんだと気付かされました」といった声があがっている。
今後、そうした人達の期待に応えることができるか──。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)