日本中が注目した安倍元総理の国葬 「菅前総理による追悼の辞」に昭恵夫人は涙を拭った
日本国民が注目した安倍元総理の国葬。岸田総理、菅前総理らが追悼の辞を述べる。
2022/09/27 15:45
■追悼の辞を述べた岸田総理
13時55分、遺骨を抱えた安倍昭恵夫人が車から降り立ち、葬儀委員長を務める岸田文雄総理とともに、会場となる「日本武道館」に足を進めた。その後14時を過ぎてから、松野博一官房長官の開式の辞によって始まった国葬。
岸田総理は10分以上にわたり、安倍元総理への追悼の辞を述べた後、「安倍さん、安倍総理、お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。どうか安らかにお休みください」と話した。
■菅前総理の話に昭恵夫人は…
友人代表として追悼の辞を述べた菅義偉前総理は、安倍元総理の最後の瞬間を共にしたこと、事件から80日が経過したこと、今回の悲劇が許せないことなどを語ると、昭恵夫人はハンカチで涙を拭った。
衆議院第一会館にある安倍元総理の机には、読みかけの本『山県有朋』(岡義武著)があり、最後のページに書かれていたのは山県有朋が長年の盟友・伊藤博文に先立たれ、故人を偲んで詠んだ詩だったという。
その詩を詠んだ菅前総理は、「深い悲しみと寂しさを思います。総理、本当にありがとうございました。どうかやすらかにお休みください」と話した。
■各党代表、海外からの参列者が献花
そして、参列した皇族の方々の供花、海外からの参列者の献花、各党代表からの献花、歴代衆議院議長の献花が行われ、それぞれが安倍元総理を偲んだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)