リズムを崩さない人はたったの2割 大きく乱れると心身に影響が出ることも
忙しい日常から開放された休日。予定のない日くらいはゆっくりしたいと思う人も多いようだ。
■休みの日くらいゆっくりしたい
休みの日はいつもよりゆっくり起きるという30代の女性は、「うちは、夫婦で朝食を作る日を分担しています。平日は私が、休みの日は夫が作ることになっているので、休みの日にはちょっとゆっくりさせてもらっています」と語った。
平日は朝食の支度などで早起きしている分、休日くらいはゆっくりしたいという気持ちもあるだろう。そこで疲れやストレスを解消し、バランスと取ろうとしている人も多いのかも知れない。
■体内リズムを保つのが健康の秘訣
しかし、平日と休日で生活時間が変わってしまうと、体内時計が乱れ、逆に疲れやストレスを溜める原因になると指摘する医師もいるようだ。
人間は、生まれながらに持っている24時間の体内リズム「サーカディアンリズム」の中で、ホルモンの分泌や、血圧・血流など、さまざまな生理機能を調整しているという。そのリズムが大きく崩れてしまうと、心身に影響がでてしまうこともあるというのだ。
休日はゆっくり休むというのも大切だが、健康な毎日を送るには、大きく生活のリズムを崩さぬよう、過度の寝坊は控えたほうがいいのかもしれない。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)
対象:全国10代~60代男女1,312名 (有効回答数)