「死にゆく愛犬を雪で遊ばせてやりたい」 悲願叶えた飼い主が看取り終え号泣
ペットの死が近い。それを知った男性が、立派に見送った。
■最後の雪遊びが実現
アイススケート場の職員たちは、大急ぎで雪を用意。準備が整ったという嬉しい連絡を受けた男性は、ブルックを車に乗せて現場へ向かった。
ブルックはずいぶん弱ってはいたが、冷たい雪の感触に大喜び。静かで穏やかな時間を楽しむことができたようだ。
■「泣きに泣いた」という飼い主
冷たい雪を楽しませたあと、男性はブルックをトラックに乗せて移動。家に到着後は日陰で休ませながら、息を引き取るまで見守った。
こうして立派に見送りはしたものの、家族のように愛したブルックとの別れはやはりつらい。男性は涙を止めることができず、これまで経験したことがないほど泣いてしまったそうだ。
人間と比べると、犬の寿命はずいぶん短い。それでも最後の瞬間まで飼い主に愛され、そして見守られ、ブルックは満たされた気持ちで旅立ったに違いない。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)