「死にゆく愛犬を雪で遊ばせてやりたい」 悲願叶えた飼い主が看取り終え号泣
ペットの死が近い。それを知った男性が、立派に見送った。
家族のように愛したペットの犬が弱り、余命わずかに。「最後にうんと楽しませてあげたい」と考えた飼い主に人々が手を差し伸べていたことを、『The Dodo』など海外のメディアが伝えている。
■重病を患った犬
カナダ・アルバータ州カルガリーでメス犬のブルックを飼っていた男性に、獣医師が衝撃的な事実を告げた。ブルックが重い病気を患っており、わずか数日しか生きられない状態だというのだ。
ブルックは、すでに11歳半。ずいぶん年を取り弱っているブルックの姿に胸を痛めた男性は、「死んでしまう前に、大好きだった雪で遊ばせてあげたい」と考えた。
■掲示板で助言を求めることに
しかし余命宣告を受けた時期は真夏で、当然ながら雪は降っていない。「どうすればいいのか」と悩んだ男性は地域コミュニティの掲示板に経緯を書き込み、「愛犬の命は冬までもちません」「スケート場、もしくは雪がある場所をご存知の方はいませんか」と呼びかけた。
すると多くのユーザーがこの投稿を目にし、男性に同情。地元の屋内アイススケート場で勤務する職員も胸を痛め、ブルックのために早急に雪を手配することにした。