運転中保護された高齢ドライバー、一体なぜ… 目を疑う「タイヤの状態」が話題に
奇妙な状態の車を運転する高齢者を警察が保護。タイヤ部分が、信じがたい状態になっており…。
毎年、各シーズンの約10日間に渡って全国交通安全運動が推進されており、今月の21日から30日の期間が「秋の全国交通安全運動」に当たる。
交通安全といえば、とある県警察が先月ツイート投稿した「衝撃的な写真」が話題を呼んでいたことをご存知だろうか。
■高齢者が運転する車両を見ると…
注目を集めていたのは、佐賀県警察公式アカウントが投稿した1件のツイート。
「タイヤがパンクした状態で運転していた高齢の方を保護しました」という書き出しから始まる投稿には1枚の写真が添えられており、こちらを見ると…もはやゴム部分がホイールから剥がれかけ、言うなれば「首の皮一枚」で繋がっているかのようなタイヤが確認できたのだ。
ツイート本文は「『気づかなかった』と説明されたため、今後の運転について御家族を交えて話し合いをしました」「扱い次第で車は凶器となり得ます。体の異変や更新時期等、機会があれば運転免許返納について考えてみましょう」と続き、身近に潜んだ交通事故に対する注意が呼びかけられている。
■「これに気づかないのは怖すぎる」
件のツイートは21日現在で1.4万件以上ものRTを記録しており、他のツイッターユーザーからは「タイヤの溝が綺麗でも、こんなことになるんだな…」「車が凶器なのでなく、車の重大な異変に気づかず運転する人そのものが凶器」「これに気づかないっていうのが怖すぎる…」といった驚きの声が多数寄せられていた。
しかし果たして、件の車両を運転していた高齢者は、発見時はどのような様子だったのだろうか。実態を探るべく、件のツイートに名前が登場した佐賀県警「神埼警察署」に詳しい話を聞いてみると、写真の光景以上に「衝撃的な事実」が明らかになったのだ…。