通りで首を切り落とされた20代女性 接近命令を下されたはずの元恋人の身柄確保
最悪な男と関係を持ったばかりに…。家族の願いは届かなかったようだ。
元恋人に襲われ、あまりにも悲惨な最期の瞬間を迎えた女性。事件発生までの経緯や近隣住民の反応などを、『ABC7 News』『People』などアメリカのメディアが伝えている。
■元恋人との複雑な関係
アメリカ・カリフォルニア州で暮らしていた20代のカリナ・カストロさんには、娘が2人いた。長女は7歳で、次女はまだ1歳。カリナさんは子供を育てるためフードデリバリー業界で働いていたが、私生活では次女の実父で元恋人でもある男(33)との関係に悩んでいた。
カリナさんは当局にも介入を求め、4月には「カリナさんに近づくことを禁じる」という内容の接近禁止命令を下してもらうことに成功。しかしそれは守られず、カリナさん本人も男と会うことをやめなかった。
■苦悩していた女性の父親
カリナさんの父親はずいぶん心配していたといい、「あの男と会うのはもうやめなさい」と強くアドバイスしていたのだという。だがその思いはまるで届かず、説教すればするほどカリナさんが男と会う頻度はなぜか増えていった。
男については「精神的に極めて不安定だった」「酒に溺れていた」という情報もあるが、カリナさんは完全に関係を断ち切ることがどうしてもできなかったようだ。