がん告知からわずか2日後に旅立った母親 残された4人の子供たちの動揺激しく

手遅れにならないためにも、体調に異変を感じたらすぐに病院で受診したほうが安心だ。

2022/09/18 18:30

医者・医師・婦人科・診察・聴診器・患者

私たちの体を脅かすさまざまな病。少しでも「体調が悪い」「不調が続く」と感じた場合は、すぐに病院で診てもらったほうが安心だ。がんの告知からわずか2日後に亡くなってしまったというイギリスの女性の話題を、『Mirror』や『Daily Record』が報じている。


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■数週間前から体調不良に

死亡したのは、ノース・ラナークシャー州のコートブリッジに住んでいたジャニス・キャシディ・アデアーさん(46)だ。

ジャニスさんはネイリストとして働き、イアンさん(22)、ローラさん(19)、ローガンくん(11)、キアンくん(7)という4人の子の良き母親でもあった。ところが数週間前から体調不良が続いていたという。

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■告知から2日後の死

そして8月下旬、ジャニスさんは病院で血液検査を受け、29日に結果を聞きに医師のもとへ。見るからに体調が悪く検査の数値も良くなかったため、精密検査をしてみると骨と肝臓にがんが見つかった。

ただちに入院となったが、その後もジャニスさんの体調はみるみる悪化。がん告知からわずか2日後の31日に息を引き取った。

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■「がんだとは…」

最近になって長女のローラさんの妊娠が発覚し、おばあちゃんになる日を心待ちにしていたジャニスさん。ローラさんはメディアに「母の体調が悪かったのは知っていたけれど、まさかがんだとは誰も思っていませんでした」と話し、悔しさを滲ませた。

さらに自身のFacebookでは「母は周囲の人たちに愛され、朗らかで楽しい女性でした。あっという間に天に召されてしまいましたが、今まで本当にありがとう」と亡き母に感謝。さらに「痛みから解放され、天国で安らかに眠ってください」と追悼した。


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■「母は一番星に」

長男のイアンさんも「母は一家の星のような存在でした。これからは一番星として私たちを照らしてくれることでしょう」と早すぎるジャニスさんの死を嘆いた。

また、ジャニスさんをよく知るキンバリー・ヒランさんは、2人の幼い子供たちの養育費を援助するため、クラウドファンディングを開設。

「いつも周りを笑顔にさせてくれたあなたを、私たちみんなが愛しているわ。いなくなってしまい、とても寂しい」と、長年の親友に思いを馳せている。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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