停電したときに「やらないほうがいいこと」 味の素冷凍食品も呼びかけ
もしものときに知っておきたい知識。停電になったときは…。
大型で非常に強い台風14号が接近し、日本列島を縦断するといわれている。「不要不急の外出」が呼びかけられており、ツイッターでもトレンド入りした。停電も心配される状況だが、味の素冷凍食品の公式ツイッターが16日に「冷凍食品の扱い」ついて呼びかけている。
■「冷凍庫は開かない」を呼びかけ
「大事なお知らせ 今週末3連休ですが、台風の影響が心配です」とツイートした同アカウント。
「万が一停電になってしまった場合は『冷凍庫は開かない』が鉄則。3〜4時間ならそのまま冷凍状態を保てます」と呼びかけた。また、冷凍庫は隙間がなく食品などをパンパンに詰めた状態が良いとし、日本冷凍食品協会のサイトを紹介した。
■もしも解凍してしまったら…
停電になると冷蔵庫の食材が気になったり、外に出したりしてしまいがちだが、日本冷凍食品協会によれば「冷蔵庫・冷凍庫のドアは密閉性が高いため、短時間なら閉めたままにして食品を中で保存したほうがいい」とのこと。
3〜4時間なら冷凍状態を保てるとのことだが、それ以上時間が経って食品が解凍されてしまった場合は、自然解凍品ならそのまま食べることができる。その上で「ただし、解凍して時間が経ったものは安全とは言い切れませんので、きちんと目と鼻で確認し、食べるどうかを判断してください。また、加熱調理が必要なものは、熱を加えてから食べるようにしてください」と注意を呼びかけている。
「停電になったら、慌てて冷凍庫は開かない、がまずは鉄則」。いざというときのために知っておきたい。