萩野公介、メンタルヘルス関連の悩みを語る 「レースに出るのが嫌になった」
萩野公介が、過去に経験したメンタルの不調について話した。
元競泳選手で金メダリストの萩野公介選手が16日、都内で開催された「世界メンタルヘルスデーJAPAN2022」に、田中ウルヴェ京、大山加奈、廣瀬俊朗、小塩靖崇氏と共に出席。メンタルヘルスに関する体験談や、伝えたいことについて語った。
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■メンタルの異変に気がついたらすぐ行動
メンタルヘルスに関する課題は身近だが、自分自身や周囲の人が異変に気づくのは難しい。
自分でこころの変化に気がついたときはもちろん、周囲にこころの不調を感じていそうな人がいる場合に行動を起こせるよう、同イベントを開催した。
■レースに出るのが嫌に
メンタルヘルス関連の体験を聞かれた萩野選手は「人は先天的に生まれ持った性格と、後天的に出来るものがありますよね。僕はどちらかというと、他人を蹴落としてまでも自分が1番になってやろうっていう気持ちが少なかったんです」と前置き。
「だから僕も溜め込んで、レースに出るのが嫌になったり、部屋から出られなくなり、夜眠れなくもなりました」と明かした。