祖父母の死に直面する子供の心のケアが話題 親が覚えておくべき4つのこと
正しい対応で、子供の気持ちにしっかり寄り添う必要がある。
■言葉選びは慎重に
子供が理解しやすいよう、使う言葉も気をつけて選ぶ必要がある。
「おじいちゃんは病気になって、病院に行ったの」「お医者さんが頑張って治そうとしてくれたけど、おじいちゃんは息がしにくい状態になったの」「そして息が止まって死んでしまったのよ」。こういう説明であれば、小さい子供にも理解しやすい。
「もう二度と会えない」「遠いところに行っちゃった」「お星様になった」などと言われても、子供には事情が理解できない場合があるのだ。
■子供の心に寄り添うために
祖父母の死を経験した子供のなかには、「親が死ぬ日も近い」と怖がりだす子もいるという。そういう場合、親は子供の不安を煽らないよう「ほとんどの人はね、ずいぶん年を取るまで死なないのよ」と言えばいいのだそうだ。
暗いニュースが多い世の中で、親が想像する以上に不安を感じている子供もいる。しかし、人生は長い。だからこそ「どうせ死ぬ」などと悲観せず、未来を楽しみにしながら生きようと伝えたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)