祖父母の死に直面する子供の心のケアが話題 親が覚えておくべき4つのこと
正しい対応で、子供の気持ちにしっかり寄り添う必要がある。
子供時代に祖父母の死を経験し、「怖く不安な思いをした」という人も多いはずだ。特に幼い子供の場合、死に対して必要以上に恐怖を感じてしまうこともある。
親が子供にしっかり伝えておくべきポイントを心理学の専門家がまとめ、それをアメリカの『TODAY』が紹介して話題を集めている。
■ゆっくり事実を伝える
子供にとって祖父母にあたる人物が死んでしまった場合、ゆっくり、そしてじっくり事実を伝えることが重要だ。
自分でも「ゆっくりすぎるかも…」と感じるほど落ち着いて話すこと、そしてひとつのことを伝えたら3~5秒ほど間を置くこと。そうすることで、子供たちは十分に理解しながら話を聞くことができるという。
■質問には正直に答える
「眠る」「失う」といった婉曲表現は、子供を混乱させ余計に怖がらせてしまうことがある。「(祖父・祖母は)寝ただけなのに、みんなが悲しんでいる」と勘違いしてしまう可能性もある。
「死んでしまった」という事実を伝える際には、子供たちが誤解しないよう正直に話してあげるほうが無難だそうだ。