松屋、「魯肉(ルーロー)コンボ牛めし」 “トロトロ肉”のウマさに震えた…
松屋から「魯肉飯(ルーローハン)」と「牛めし」のコンボが爆誕。食べてみると…。
「とろとろの豚肉と、甘辛味がたまらない」──。13日、松屋に爆誕した新メニューには、そんな魅惑的なキャッチコピーが踊る。
新メニューとは「魯肉飯(ルーローハン)」のこと。「魯肉飯」と牛めしが合わさった最強すぎる丼も爆誕していて…。
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■松屋流にアレンジ
「魯肉飯」は細かくカットした豚肉を甘辛いタレで煮込んだ台湾の代表的料理だ。これまでもシュクメルリやカチャトーラなど、世界の味を日本のご飯に合うようアレンジしてきた松屋。
今回も、「松屋流」に色付けした「魯肉飯」(680円)と牛めしも加えた「魯肉コンボ牛めし」(680円)の2種類が新たに仲間入りを果たした。記者は「コンボ牛めし」に惹かれた。
ただでさえ、ご飯が進む牛めしに濃厚な魯肉が加わったらまさに敵なしではないか…。
■衝撃的な肉の大きさ
9月中旬のお昼すぎ、魅力的メニューを食すため松屋に足を運んだ。「魯肉コンボ牛めし」を注文して数分でお目当ての品が運ばれてきた。
カットされた豚肉と牛肉の上にネギがたっぷり乗って、玉子が2つ付いている。まず、豚肉を見て目を奪われた。
…でかすぎるだろ。通常の魯肉飯は細かく豚肉をカットしているが、松屋のはかなり大きく、豚の角煮と言われてもおかしくないレベルだ。
■あっさりした味付け
期待に胸を膨らませながら豚肉を食べてみると、口の中でとろけた。こんなに大きいのにトロトロで柔らかく、味もしっかり染みている。
味は醤油ベースでややあっさりした味付けだが、絶妙にご飯が欲しくなる塩加減だ。やや甘めのタレで煮込まれた牛肉との相性も抜群。
上に乗ったネギもシャキッとしていいアクセントになる。食べ進めると、魯肉のタレがご飯にしっかり浸るくらいかけられているのに気付く。「つゆだく」になっているのも嬉しい限りだ。
■食べてみて気付いたこと
半分ほど食べたところで、卓上にある紅ショウガをたっぷりかける。ピリッとしたショウガで後味がスッキリする。どちらかというと醤油ベースの味付けなので紅ショウガとも合うのだろう。
文句なしに美味しかったが、個人的にはもう少し香辛料が欲しかった。本場の魯肉飯は八角や五香粉などのスパイスが効いているが、松屋は誰もが食べられるよう独特の香辛料は控えているのだろう。別途、香辛料が付けてあればさらに良かったと思う。
とはいえ、680円で魯肉と牛めしの両方食べられるのはすごい。一度食べればクセになること間違いなしだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)